井上尚弥、一夜明けで迷言「皆さんの力が…」 2時間半睡眠、緊張から解放 鬼気迫る“モンスター”とは違う人間味
ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥と弟でWBC世界バンタム級王者の井上拓真(ともに大橋)が3日、東京ドームで行われたダブル世界タイトルマッチから一夜明け、横浜市内の所属ジムで、兄弟そろって会見した。前夜は尚弥が元世界3階級制覇王者の中谷潤人(M.T)に3-0の判定勝ち。世紀の一戦を終えて、緊張から解放されたからか、まさかの天然ぶりで会場を和ませた。

中谷潤人に判定勝ち「少し休んでから頑張りたい」
ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥と弟でWBC世界バンタム級王者の井上拓真(ともに大橋)が3日、東京ドームで行われたダブル世界タイトルマッチから一夜明け、横浜市内の所属ジムで、兄弟そろって会見した。前夜は尚弥が元世界3階級制覇王者の中谷潤人(M.T)に3-0の判定勝ち。世紀の一戦を終えて、緊張から解放されたからか、まさかの天然ぶりで会場を和ませた。
大歓声の中始まった歴史的一戦は、互いのハイレベルな攻防で息をのむ展開が続いた。10回、偶然のバッティングで中谷が流血。11回には井上の強烈な右アッパーがヒットした。12回を戦い抜いた両雄はリング上で抱擁。結果は井上が3-0で判定勝ちを収め、歴代最長となる世界戦28連勝に記録を伸ばした。
一夜明け、会見ではキャップとサングラスにTシャツ姿で登場。激闘直後にも関わらず、顔にはほとんど傷がなかった。歴史的な一戦について振り返り、試合を冷静に分析。ただ、思わぬ場面で若干の疲労を感じさせる瞬間があった。
「昨日は本当にたくさんの応援をありがとうございました」とファンへの感謝を口にした場面。「皆さんの応援が力になりました」と言うつもりだったところで、「本当に皆さんの力が……」と言い間違い。そのまま思考が停止したかのようにしばらく沈黙した。
睡眠時間は2時間半。興奮冷めやらぬ中だった。「皆さんの力じゃないか(笑い)」とセルフツッコミで会見場の笑いを誘い、仕切り直そうとしたがこらえきれず。隣にいた拓真を「笑わすなよ」と照れくさそうに小突いた。
改めて「皆さんの応援が力になりましたし、またあの舞台で戦いたいなと思っていますので、また皆さんが期待するファイトができるように、少し休んでから頑張りたいと思います。また、応援お願いします」と呼びかけた。
リング上の鬼気迫るモンスターぶりとは違う、人間味あふれる親しみやすさがにじみ出ていた。
(THE ANSWER編集部・澤田 直人 / Naoto Sawada)
![[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト](https://the-ans.jp/wp-content/themes/the-answer-pc-v2/common/img/logo_c1.png)







