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U-17日本代表は連勝で2位 VAR判定でゴール取り消しもW杯へ「良いシミュレーション」

第23回国際ユースサッカーin新潟は、15日にデンカビッグスワンスタジアムで最終日を行い、U-17日本代表は1-0でU-17新潟県選抜を破って通算成績を2勝1敗としたが、3勝のU-17メキシコ代表に及ばず、準優勝となった。

終了間際、武内と藤田(右)の2人がかりで押し込んだU-17日本代表のゴールはVAR判定でノーゴールに【写真:平野貴也】
終了間際、武内と藤田(右)の2人がかりで押し込んだU-17日本代表のゴールはVAR判定でノーゴールに【写真:平野貴也】

U-17新潟県選抜に1-0勝利、森山監督「選手それぞれに課題はある」

 第23回国際ユースサッカーin新潟は、15日にデンカビッグスワンスタジアムで最終日を行い、U-17日本代表は1-0でU-17新潟県選抜を破って通算成績を2勝1敗としたが、3勝のU-17メキシコ代表に及ばず、準優勝となった。


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 初戦でメキシコに1-2で逆転負けを喫した日本は、第2戦のボスニア・ヘルツェゴビナ戦を3-0で勝利。最終日は、地元の新潟県選抜との試合に臨んだ。格付けでは当然、日本代表が上になるが、格上撃破を狙った団結する相手は、難敵。過去に何度も敗れているカードで、この日も特に前半は苦戦を強いられた。

 U-17日本代表の森山佳郎監督は「向こうのモチベーションに対抗するには、別の刺激が必要。クオリティーで上回ろうなんて思って綺麗にサッカーをしたら、餌食になる」と苦戦を覚悟の上で、第2日までとは異なる3トップの布陣に変更し、4バックの右側が高い位置へ上がる可変型システムに選手をトライさせた。しかし、前半は新潟県選抜のペースだった。日本がボールを持って右MF三戸舜介(JFAアカデミー福島U-18)を起点に押し込んだが、攻めあぐねてボールを奪われ、逆襲を受ける場面が目立ち、シュート数も2対4と下回る形となった。

 しかし、日本はハーフタイムに4人を交代し、一気に攻勢に出た。特に中盤の底でバランスを取っていた藤田譲瑠チマ(東京Vユース)がドリブルで持ち上がるようになり、途中出場の中野桂太(京都U-18)も積極的なシュートで攻撃を活性化。右DF畑大雅(市立船橋)の攻撃参加も増えて、後半は10本のシュートを浴びせる攻勢に転じた。そして、終盤の81分、中盤でボールを奪った藤田が中央で持ち上がり、横パスを受けた中野が素早く左足のミドルシュートを打ち込み、ゴールネットを揺らした。中野は「ファーストタッチでボールを良いところに置けて、自分の得意な角度だったので思い切って振った」と手ごたえを話した。

 日本は、さらに攻撃を加速。アディショナルタイム、左DFにポジションを変えていた藤田がFW唐山翔自(G大阪ユース)とのパス交換からシュート。こぼれ球をFW武内翆寿(名古屋U-18)が押し込んだが、VAR(ビデオアシスタントレフェリー)による映像確認が行われ、オフサイドの判定となり、追加点は認められなかった。

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