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井上尚弥撃破で見える中谷潤人の野望「そこに近づけるように…」 2人とも32戦無敗、今の手応え

ボクシングの前WBC&IBF世界バンタム級統一王者の中谷潤人(M.T)が23日、神奈川県相模原市内の所属ジムで公開練習を行った。5月2日に東京ドームで世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)に挑む。世界中が注目するビッグマッチへの思いと、その先に見据える野望について語った。興行は映像配信プラットフォーム「Leminoプレミアム」がPPV(ペイパービュー)で独占生配信。戦績は33歳の井上が32勝(27KO)、28歳の中谷が32勝(24KO)。

キャリア33戦目を強調するデザインのTシャツを着て公開練習を行う中谷潤人【写真:澤田直人】
キャリア33戦目を強調するデザインのTシャツを着て公開練習を行う中谷潤人【写真:澤田直人】

5月2日にビッグマッチ

 ボクシングの前WBC&IBF世界バンタム級統一王者の中谷潤人(M.T)が23日、神奈川県相模原市内の所属ジムで公開練習を行った。5月2日に東京ドームで世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)に挑む。世界中が注目するビッグマッチへの思いと、その先に見据える野望について語った。興行は映像配信プラットフォーム「Leminoプレミアム」がPPV(ペイパービュー)で独占生配信。戦績は33歳の井上が32勝(27KO)、28歳の中谷が32勝(24KO)。

 磨いたビッグバンでモンスターを倒す。中谷はシャドーとミット打ち、サンドバッグ打ちをそれぞれ1ラウンドずつ行った。井上陣営の大橋秀行会長、井上真吾トレーナーらが視察に訪れた中、軽快なフットワークを披露し、鋭いミットの音を響かせる。大粒の汗を流し、好調ぶりを示した。

 井上戦に向けて、試合前恒例のロサンゼルス合宿を敢行。「良い練習が積めた。多少の時差ボケはありますけど、良い体調でコンディションを作れている。期待していてください」と手応えを口にした。

 昨年3月の年間表彰式。井上が中谷との対戦を呼びかけたことをきっかけに、ビッグマッチの計画が進んだ。“史上最高の日本人対決”とも称され、ともにデビューから32戦無敗のまま激突する。この1年を振り返り「自分自身が成長できた時間。5月2日に発揮したい気持ちでいっぱいです」と語った。

 この日、身に着けていたTシャツには東京ドームでのビッグマッチを含めた試合数の「33」の数字がデザインされていた。「大きな試合で僕のキャリアにとって素晴らしいものになるよう、全力を注ぎたい」と強調。決戦の地、東京ドームは約5万5000人の超満員で埋まることが予想されるが「すごく楽しみにしています。5万5000人の人たちを魅了するファイトができると思っている」と話した。

 最も権威ある米ボクシング専門誌「ザ・リング」のパウンド・フォー・パウンド(PFP=階級を超えた格付け)では、井上が2位、中谷は6位につけている。勝利すれば4本のベルトを獲得するだけでなく、PFPの順位が変わることが見込まれる。「PFP1位の目標はずっと持っているところなので、そこに近づけるように勝利を収めたい」と大きな野望に向けて力を込めた。

 昨年9月にWBC&IBF世界バンタム級の2本のベルトを返上。井上とのビッグマッチに向けて階級を一つ上げた。前戦は同12月。サウジアラビアの首都リヤドで、スーパーバンタム級転向初戦を行った。驚異のタフネスぶりを見せたセバスチャン・エルナンデス(メキシコ)に苦戦を強いられたが3-0の判定勝ちを収めた。同級ではWBA、WBC、WBOで1位、IBFで3位に位置している。

 対する井上は昨年、12年ぶりとなる異例の年間4試合を敢行。1月にキム・イェジュン(4回KO勝ち)、5月にラモン・カルデナス(8回TKO勝ち)、9月にムロジョン・アフマダリエフ(3-0判定勝ち)、12月にアラン・ピカソ(3-0判定勝ち)と対戦し、歴代最多の世界戦27連勝を達成した。

(THE ANSWER編集部・澤田 直人 / Naoto Sawada)



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