パッキャオ、世紀の判定負けに“疑惑”の声 米中継局ESPN「議論呼ぶ大番狂わせ」
ESPN集計のパンチ数&ヒット率でもホーンを圧倒…過去には誤審騒動も
117-111でパッキャオ勝利としていた。そして、ESPNのリングサイドアナリストを務めているテディ・アトラスさんも116-111でパッキャオ勝利と採点していたと報告している。
特集では、放ったパンチ数とヒット率も紹介した。
パッキャオは573回放ち、ヒットは182回でヒット率32%。一方、ホーンは625回放ち、ヒットは92回でヒット率15%と半分以下だったと伝えている。
さらに、記事では「パッキャオはかつてこれを経験している」と指摘し、かつての誤審騒動に今回の敗北を重ね合わせている。
38歳のパッキャオは2012年の世界ウェルター級タイトルマッチのティモシー・ブラッドリー戦で判定負けを喫した。「ボクシングの歴史上最も物議を醸した決着の1つとなった。その敗北後、パッキャオは2度も復讐している。パッキャオは礼儀正しいのだ」と振り返って記述した。