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菅沼菜々、惜敗2位に涙 「完璧」な一打が想定外のバンカー それでも2460万円獲得、賞金は昨季の約4倍に

国内女子ゴルフツアーのアース・モンダミンカップ最終日が29日、千葉・カメリアヒルズCC(6688ヤード、パー72)で行われた。2位から出た菅沼菜々(あいおいニッセイ同和損保)は、5バーディー、4ボギーの71で回って通算10アンダー。優勝の佐久間朱莉(大東建託)に1打及ばず、2位で涙した。

アース・モンダミンカップ最終日、ラウンド中に笑顔を見せた菅沼菜々【写真:Getty Images】
アース・モンダミンカップ最終日、ラウンド中に笑顔を見せた菅沼菜々【写真:Getty Images】

アース・モンダミンカップ最終日

 国内女子ゴルフツアーのアース・モンダミンカップ最終日が29日、千葉・カメリアヒルズCC(6688ヤード、パー72)で行われた。2位から出た菅沼菜々(あいおいニッセイ同和損保)は、5バーディー、4ボギーの71で回って通算10アンダー。優勝の佐久間朱莉(大東建託)に1打及ばず、2位で涙した。

 菅沼が涙を流しながら、アテストに向かった。取材対応でも涙目で「悔しい」と言った。

「調子は今までにないくらい良かったんですが、グリーンが硬くなってボールが弾んだりして……」

 5月4日、パナソニックオープンレディースで復活優勝。それから約2か月が経ち、再びの優勝争いでメンタルをコントロールし続けた。3番パー4で首位に立って笑顔。10番パー4、11番パー4で連続ボギーを打っても切り替え、笑顔で12番パー4のティーグラウンドに立った。そして、連続バーディーをゲット。だが、16番パー4では「完璧」と感じた6番アイアンでの第2打が、想定外のグリーンオーバーになった。

「今日は苦しくても、笑顔を続けることで乗り越えることができました。ただ、グリーンが硬くなっていたのかボールが弾けました。私は打球が高いので、6番アイアンでも止まると思ったんですけど……。最後に隙を見せてしまったのかもしれません」

 言葉通り、グリーンオーバーしたボールはバンカーへ。そこからの第3打を寄せ切れず、スコアを落として2位に陥落した。

 だが、スランプで苦しみ抜いた昨季に比べると、ゴルフの状態は雲泥の差。今回2位の賞金は2640万円で今季は既に昨季の約4倍に匹敵する4635万3000円を獲得している。シーズンはまだ中盤。菅沼は最後に「調子は本当いいので、これからが楽しみです」と言い、前を向いた。

(柳田 通斉 / Michinari Yanagida)



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