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大谷翔平、話題の新起用法をロバーツ監督否定「今のところ正しくない」 明かした電撃復帰の裏側

米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は16日(日本時間17日)のパドレス戦で、2023年8月以来となる実戦登板を果たし1回を2安打1失点。その後22日(同23日)のナショナルズ戦でも先発している。右ひじ手術を受け、昨季は投手としては“全休”しており、今季開幕後は打者を相手にした投球練習を続けてきた。デーブ・ロバーツ監督は「ABEMA」のインタビューに対し、電撃復帰の裏側を明かしている。

ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】
ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

本人からの提案だった二刀流復活「ライブBPをするなら試合で」

 米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は16日(日本時間17日)のパドレス戦で、2023年8月以来となる実戦登板を果たし1回を2安打1失点。その後22日(同23日)のナショナルズ戦でも先発している。右ひじ手術を受け、昨季は投手としては“全休”しており、今季開幕後は打者を相手にした投球練習を続けてきた。デーブ・ロバーツ監督は「ABEMA」のインタビューに対し、電撃復帰の裏側を明かしている。

 大谷の二刀流復帰は、登板前日に突然アナウンスされた。「おはようロバーツ」に登場した指揮官はこの経緯について「当初は、大谷が5回まで投げられるようトレーニングの計画を立てていました」「3~5回まで投げるのであれば、さらに2週間のトレーニングが必要となる計算だった」と、本来はもっと長いイニングを投げられるようにしてから復帰戦を設定する予定だったとした。

 ただ大谷が、打者を相手にした「ライブBP」による疲労が大きいと訴え「月曜日にライブBPをするなら、試合で投げてもいいかも」と実戦復帰にゴーサインを出した。登板4日前だったという。

「1イニングだけならメジャーの試合でも投げられると言ったから。大谷自身が試合で投げられると感じたことが、電撃復帰の決め手となりました」

 一方、ファンの間では打者で出場しながら、試合の締めくくりにクローザーで1イニング投げてはどうかという起用法が話題となっているのを聞くと「それはないでしょう」とキッパリ否定した。

 今後の起用については「試合前に準備をして、いつ投げるかを知っておくことが重要。急がせないこと、あわてないことが大事です」「クローザーは電話が鳴ったらすぐに準備をしなければなりません。今のところそれは正しい起用法ではない」としている。

(THE ANSWER編集部)



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