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20連勝グッドマンが井上尚弥戦を懇願 中止は「クソだ、残酷」「金銭的に地獄だ」「家族にもストレス」

ボクシングのIBF世界スーパーバンタム級1位サム・グッドマン(オーストラリア)は14日、豪州・シドニーでセサール・バカ・エスピノーザ(メキシコ)と同級ノンタイトル10回戦を行い、3-0(99-92、99-91、100-90)の大差判定勝ちを収めた。これでデビュー20連勝(8KO)。試合後、地元局記者のYouTubeチャンネルでインタビューに応じ「イノウエと戦いたい。チャンスが欲しい」と改めて世界同級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)との対戦を訴えた。

大差判定勝ちを収めたサム・グッドマン(右)【写真:Getty Images】
大差判定勝ちを収めたサム・グッドマン(右)【写真:Getty Images】

エスピノーザに大差判定勝ち

 ボクシングのIBF世界スーパーバンタム級1位サム・グッドマン(オーストラリア)は14日、豪州・シドニーでセサール・バカ・エスピノーザ(メキシコ)と同級ノンタイトル10回戦を行い、3-0(99-92、99-91、100-90)の大差判定勝ちを収めた。これでデビュー20連勝(8KO)。試合後、地元局記者のYouTubeチャンネルでインタビューに応じ「イノウエと戦いたい。チャンスが欲しい」と改めて世界同級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)との対戦を訴えた。

 グッドマンは昨年12月24日に井上と有明アリーナで戦う予定だったが、来日直前、母国でのスパーリングで左目上を裂傷。試合が1か月延期となったが、ここでも直前に左目上を再び負傷。試合13日前の1月11日に対戦中止が発表されていた。

 そんな中で迎えた母国での一戦。グッドマンは井上戦がキャンセルとなる原因になった左目付近をまたもカット。それでも約10か月ぶりの試合で勝ち切った。

 オーストラリアの放送局「ABCニュース」のジャイ・マックアリスター記者のYouTubeチャンネルで、グッドマンはカットした左目を腫らしながらインタビューに応じた。「ここからどうしていくのか」と聞かれると「あなた方に伝えたい。イノウエと戦いたい。チャンスが欲しいんだ。彼が避けているなんて言わない。自分に起きたことは分かっている。クソだ、残酷だよ」と改めて井上との対戦を懇願した。

 さらに「人々は俺が避けたとか逃げたとか言っているが、金銭的には地獄だ。人生の6か月間が不自由だった」と困窮ぶりを伝えたうえで「俺だけじゃない。家族にも大きなストレスがかかったんだ。大きいよ」と対戦熱望の理由を語っている。

(THE ANSWER編集部)



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