佐々木朗希、手術は否定「そういう状態ではない」 IL入りから一夜明け胸中告白「もちろん悔しい」「完治させる」
米大リーグ・ドジャースは13日(日本時間14日)、本拠地アスレチックス戦に1-11で敗れた。試合前には、佐々木朗希投手の負傷者リスト(IL)入りを発表。右肩の「インピンジメント症候群」と診断されている。一夜明けた14日(同15日)、佐々木は現地で取材に応じ「もちろん悔しい」と胸の内を明かした。

右肩の「インピンジメント症候群」と診断
米大リーグ・ドジャースは13日(日本時間14日)、本拠地アスレチックス戦に1-11で敗れた。試合前には、佐々木朗希投手の負傷者リスト(IL)入りを発表。右肩の「インピンジメント症候群」と診断されている。一夜明けた14日(同15日)、佐々木は現地で取材に応じ「もちろん悔しい」と胸の内を明かした。
佐々木は前回9日(同10日)のダイヤモンドバックス戦で5回途中5失点。次回は15日(同16日)のアスレチックス戦の先発が予定されていたが、戦線離脱が決まった。
発表から一夜明けたこの日、本拠地ドジャースタジアムで取材に応じた佐々木は「今はノースローなので、状態はそこまで詳しくは分からないが、日に日には良くなっている感じはある」とコメント。「日本のシーズン中も似た状況はあった。その時の方が状態は悪かった」とも説明した。負傷者が続出しており「チーム状況もあり、もちろん投げ続けたい気持ちはあったが、パフォーマンスが上がらないままだと逆に迷惑がかかるかなと思った」と胸の内を明かした。
ロバーツ監督は前日の会見で、当面ノースローとなること、復帰時期は未定であること、違和感はここ数週間あったことなどを明かしている。佐々木は「しっかりもらった時間で完治させてパフォーマンスも上げて戻れるようにしたい」と話した。
手術の可能性については「(メスを入れるほど)悪いところがあるわけじゃない。手術は悪いところがあってやるものなので、そういう状態ではない」と否定。日米の環境の変化に関しては「僕的にはあまり関係ないと思っていて。登板間隔も5日だろうが6日だろうか10日だろうが、原因がある以上は起こってしまう事なので」と話した。
チーム公式発表によると、佐々木は右肩の「インピンジメント症候群」と診断されている。霞ヶ浦医療センター公式HPなどによると、肩のこすれや挟まりこみなどが原因になると考えられており、野球のほかにも水泳、テニス、ゴルフなどで腕を上げる動作を頻繁に行う場合に発症することが多いという。
(THE ANSWER編集部)