佐々木朗希IL入り、診断された右肩「インピンジメント症候群」とは 水泳、テニス等でも発症 五十嵐亮太はMLB球の影響指摘
米大リーグ・ドジャースは13日(日本時間14日)、佐々木朗希投手が負傷者リスト(IL)入りしたことを発表した。右肩の「インピンジメント症候群」と診断されている。国立病院・霞ヶ浦医療センター公式HPによると、腕を上げる動作を頻繁に行う仕事やスポーツをする人に発症することが多いという。

ドジャースが公式発表
米大リーグ・ドジャースは13日(日本時間14日)、佐々木朗希投手が負傷者リスト(IL)入りしたことを発表した。右肩の「インピンジメント症候群」と診断されている。国立病院・霞ヶ浦医療センター公式HPによると、腕を上げる動作を頻繁に行う仕事やスポーツをする人に発症することが多いという。
佐々木は前回9日(同10日)のダイヤモンドバックス戦で5回途中5失点。13日(同14日)の試合前、デーブ・ロバーツ監督は会見で佐々木の状態について「あの後、少し痛みがあったようだ」とコメント。次回は15日(同16日)のアスレチックス戦の先発が予定されていたが、戦線離脱が決まった。
チーム公式発表によると、佐々木は右肩の「インピンジメント症候群」と診断されている。霞ヶ浦医療センター公式HPなどによると、肩のこすれや挟まりこみなどが原因になると考えられており、野球のほかにも水泳、テニス、ゴルフなどで腕を上げる動作を頻繁に行う場合に発症することが多いという。
試合を中継するABEMAで解説を務める元メジャーリーガーの五十嵐亮太氏は「(MLBの)ボールに適応しなければいけない中で、日本のボールよりしっかり持たなければいけない。肩、肘への負担が大きくなるので、そういったところも影響しているのかなと」と分析した。
「心配は心配ですけど、インピンジメントなので、時間をおいた時にどれくらい落ち着くかというところ。(重症ではないと)思っています、今のところ。ただ状態が戻って投げた時にまた出るとなると、改めて検査せざるを得ない」とも語った。
ドジャースはタイラー・グラスノーやブレイク・スネルら先発投手陣に負傷者が続出している状況。クレイトン・カーショーの復帰が間近ではあるが、佐々木の離脱もあって苦しい状況は続きそうだ。
(THE ANSWER編集部)