井上尚弥戦諦めきれないグッドマンを一刀両断「勝つチャンスない」 対戦相手が指摘「パンチ力ない」
ボクシングのIBF世界スーパーバンタム級1位サム・グッドマン(オーストラリア)は14日、豪州・シドニーでセサール・バカ・エスピノーザ(メキシコ)と同級ノンタイトル10回戦を行う。IBF指名挑戦者として王者・井上尚弥(大橋)への挑戦権を狙う中、対戦相手のエスピノーザが強気な発言を繰り返している。

グッドマンVSエスピノーザ
ボクシングのIBF世界スーパーバンタム級1位サム・グッドマン(オーストラリア)は14日、豪州・シドニーでセサール・バカ・エスピノーザ(メキシコ)と同級ノンタイトル10回戦を行う。IBF指名挑戦者として王者・井上尚弥(大橋)への挑戦権を狙う中、対戦相手のエスピノーザが強気な発言を繰り返している。
米スポーツ専門局「FOXスポーツ」オーストラリア版は、「チューとともに、ラスベガスでのタイトル戦に臨む予定のオーストラリアのスター選手──しかし、ライバルがその計画を台無しにしようと脅かしている」との見出しで報道。エスピノーザはインタビューで、グッドマンを下し、IBFの指名挑戦者として井上尚弥戦の座を奪う意志を語った。
同メディアによると、エスピノーザは「サム・グッドマンにイノウエに対するチャンスは一切なかった」と断言。エスピノーザは2年前、井上のスパーリングパートナーを務めた経験があるそうで、「ひどい怪我をしていただろう」「(キャリアが)終わっていたはずだ」と自身の経験を基に、もしグッドマンが井上と戦っていたら、結果は明白だったとの見解を示した。
さらにグッドマンの実力に対しても疑念を投げかけた。「この男は、自分で言っているような人間ではない」「サム・グッドマンは122ポンド級で最高のファイターだと主張しているが、それは事実じゃない」と述べ、これまで強豪との対戦経験がないことを指摘した。
加えて、エスピノーザは「彼はトップレベルの相手と戦ったことがない」「パンチ力もない」と語り、水曜の一戦ではその実力差を証明すると主張。「水曜の夜にそのすべてを見せつけてやる」と結んだ。
(THE ANSWER編集部)