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「大将・井岡一翔さんが…」 年内世界挑戦へジム一丸、後輩・堤駿斗がKO宣言「バトンを繋ぐ」

ボクシングのWBA世界スーパーフライ級(52.1キロ以下)タイトルマッチ12回戦が11日、東京・大田区総合体育館で行われる。10日は都内で前日計量が実施され、セミファイナルの133ポンド(約60.3キロ)契約10回戦に臨むWBA世界スーパーフェザー級4位・堤駿斗(志成)が60.2キロ、同級15位ハイメ・アルボレダ(パナマ)が60.1キロで一発パス。堤はジム一丸での必勝を宣言した。興行はABEMAで無料生配信。戦績は25歳の堤が6勝(3KO)、30歳のアルボレダが20勝(15KO)3敗。

前日計量をパスした堤駿斗【写真:浜田洋平】
前日計量をパスした堤駿斗【写真:浜田洋平】

堤駿斗が計量パス

 ボクシングのWBA世界スーパーフライ級(52.1キロ以下)タイトルマッチ12回戦が11日、東京・大田区総合体育館で行われる。10日は都内で前日計量が実施され、セミファイナルの133ポンド(約60.3キロ)契約10回戦に臨むWBA世界スーパーフェザー級4位・堤駿斗(志成)が60.2キロ、同級15位ハイメ・アルボレダ(パナマ)が60.1キロで一発パス。堤はジム一丸での必勝を宣言した。興行はABEMAで無料生配信。戦績は25歳の堤が6勝(3KO)、30歳のアルボレダが20勝(15KO)3敗。

 一発パスした堤は、計量台の上で仕上がった肉体をアピールした。目元を緩ませ、安堵の表情。アルボレダと約10秒のフェースオフで睨み合った後は、がっちりと握手を交わした。互いに一礼。敬意のこもったシーンだ。

 堤は「いつも通りのリカバリーをして、これから気持ちをつくっていく」と仕上がり万全。相手と初めて対面し「映像で見た感じと大差ない。お辞儀もして凄く行儀の良い選手。スポーツマンシップに則った良い戦いができると思う」と期待した。

 スーパーフェザー級転級初戦となった昨年大みそかの挑戦者決定戦では、元王者レネ・アルバラード(ニカラグア)に8回TKO勝ちで挑戦権を獲得。年内にも世界初挑戦を見据え「10回のゴングを聞くことはないと思う」とKO勝ちを宣言。「自分が見ているのはこれから先の世界戦。皆さんに納得してもらうためにしっかり倒してKO勝ちしたい」と気持ちを込めた。

 一方のアルボレダは「勝利のために必要な練習をしてきた。面白い試合をしたい」と受けて立つ構え。6日に初来日し、日本でもトレーニングを積んだ。

 メインイベントでは、前WBA世界スーパーフライ級王者の同級6位・井岡一翔(志成)が、王者フェルナンド・マルティネス(アルゼンチン)と再戦する。プロデビュー2戦連続初回KO勝ちしたWBA世界ライトフライ級6位・吉良大弥(志成)は、110ポンド(約49.8キロ)契約8回戦で同級13位ジャクソン・サパタ(ベネズエラ)と対戦。それぞれ計量をパスした。

 井岡のジム後輩となる堤は、千葉・習志野高で日本初の世界ユース制覇。「メインでは志成ジムの大将、一翔さんがリベンジマッチをする。自分がセミ、吉良がセミセミということで、一つひとつ良い勝ち方でバトンを繋ぎたい。チームで勝っていく気持ちでやっていきます」とジム一丸で戦う。

(THE ANSWER編集部)



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