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堤駿斗「兄として背中を見せたい」 米国でデビューの弟・麗斗から刺激 5.11井岡一翔の前座戦

ボクシングのWBA世界スーパーフェザー級4位・堤駿斗(志成)が6日、都内の所属ジムで練習を公開した。11日に東京・大田区総合体育館で、同級15位ハイメ・アルボレダ(パナマ)と133ポンド(約60.3キロ)契約10回戦に臨む。現地2日には弟・麗斗(志成)が米国で鮮烈デビュー。「兄として背中を見せたい」と力強く意気込んだ。戦績は25歳の堤が6勝(3KO)、30歳のアルボレダが20勝(15KO)3敗。

所属ジムで練習を公開した堤駿斗【写真:澤田直人】
所属ジムで練習を公開した堤駿斗【写真:澤田直人】

11日に133ポンド契約10回戦

 ボクシングのWBA世界スーパーフェザー級4位・堤駿斗(志成)が6日、都内の所属ジムで練習を公開した。11日に東京・大田区総合体育館で、同級15位ハイメ・アルボレダ(パナマ)と133ポンド(約60.3キロ)契約10回戦に臨む。現地2日には弟・麗斗(志成)が米国で鮮烈デビュー。「兄として背中を見せたい」と力強く意気込んだ。戦績は25歳の堤が6勝(3KO)、30歳のアルボレダが20勝(15KO)3敗。

 堤はシャドー、ミット打ちをそれぞれ1ラウンドずつこなし、軽めに汗を流した。「コンディションは順調です。試合前になると、つい追い込みすぎてしまうので、疲労だけ残さないようにしたい」と落ち着いた様子で語った。

 兄弟で切磋琢磨していく。21年世界ユース選手権優勝など、アマ9冠の弟・麗斗は2日(日本時間3日)に、米ニューヨークのタイムズスクエアでプロデビューした。リバール・ウィッティントン(米国)とのスーパーフェザー級6回戦に臨み、3-0の判定勝ちを収めた。

 堤は弟の活躍に「本人は悔しそうにしていましたけど、自分としては良かったなと。あれだけの大舞台で戦ってきた。自分も良いパフォーマンスをして、兄として背中を見せたい」と強調した。

 昨年の大みそかに元同級王者レネ・アルバラード(ニカラグア)と対戦し、8回TKO勝ち。世界王座挑戦権を獲得していた。年内にも世界挑戦を見据えており「いつ組んでいただいてもいいように、準備しています」と表情を引き締めた。

 11日の同興行のメインでは、前WBA世界スーパーフライ級王者で同級6位・井岡一翔(志成)が、同級タイトルマッチ12回戦で、同級王者フェルナンド・マルティネス(アルゼンチン)に再戦する。堤の試合はセミファイナルとなる。また、プロデビュー2戦連続初回KO勝ちした、WBA世界ライトフライ級6位吉良大弥(志成)は、110ポンド(約49.8キロ)契約8回戦で、同級13位ジャクソン・サパタ(ベネズエラ)と対戦する。

(THE ANSWER編集部・澤田 直人 / Naoto Sawada)



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