敵地マーリンズ戦

　米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は6日（日本時間7日）、敵地マーリンズ戦に「1番・DH」で先発。1-2で迎えた6回に2戦連発となる10号同点ソロを放った。衝撃的な弾道に、米記者は「ディズニー・ワールドまでかっ飛ばした」と仰天している。

　敵地にもかかわらず、打席に立っただけで「オオターニ！　オオターニ！」のコールも沸き起こる人気ぶり。2打席連続三振で迎えた6回の第3打席だった。右翼席へ打った瞬間の一発。打球速度109マイル（約175.4キロ）、飛距離403フィート（約122.8メートル）で、確信した大谷は打球をゆっくりと見守った。

　X上では米記者が次々と反応。米専門メディア「ドジャース・ネーション」のダグ・マケイン記者は「ショウヘイ・オオタニが直近7戦で4発目、マーリンズとの直近11試合で8発目をかっ飛ばした。今季10号で、彼の174wRC+はMVPをとった181wRC+に迫る勢いだ」と速報した。

　同メディアのノア・カムラス記者は「ショウヘイ・オオタニがマイアミで、またもやボールを完全に破壊した」「今季10本塁打＆10盗塁。マイアミで打ち続けてる」と驚きを記した。

　米カリフォルニア州地元ラジオ局「ESPNロサンゼルス」のブレイク・ハリス記者に至っては、「ショウヘイ・オオタニがこの球をディズニー・ワールドまでかっ飛ばした」と、球場から約230マイル（約370キロ）離れた観光名所まで飛ばしたと記し、弾道の雄大さを独特の表現で称えていた。