昨年ナ・リーグ新人王のスキーンズ

　米大リーグ・カブスの今永昇太投手が4月30日（日本時間5月1日）、敵地で行われたパイレーツ戦の試合前に、相手チームのエースと談笑。昨年から交流が伝えられる剛腕との友情を感じるシーンに日本人ファンも「性格的にも合うんだろうな」「本当に仲がいいですね」とほっこりしている。

　お互いに握りを見せ合いながら、投球談議に花を咲かせた。今永が交流したのは、メジャー2年目の22歳で昨年のナ・リーグ新人王に輝いたポール・スキーンズ投手。外野付近で通訳を交えながら熱心に話し込んだ。ボールの握り方などについて話をしたようだ。

　昨シーズン中にも、スキーンズが今永にストレートの握りを教えたと明かすなど、親交が深い2人。オフに開催されたオールMLBアワードでは、今永の訪問を受けたスキーンズの父親がすっかり“虜”になったというエピソードもあり、交流が話題となっていた。

　米イリノイ州の地元放送局「マーキースポーツ・ネットワーク」のXが「ショウタ・イマナガとポール・スキーンズが今日の試合前に投球の握り方について話す」として動画を公開すると、日本人ファンからも「お互いに認め合う部分が多く、性格的にも合うんだろうな」「若い選手からも貪欲に学ぶ姿勢が #今永昇太 投手の成績につながっていることは間違いない」「本当にこの2人は仲が良いですね！！」「今永先生、大好きなスキーンズと対面」など、ほっこりする声が届いていた。

　前日に登板した今永は5回0/3を6安打無失点で今季3勝目。右太ももの痙攣により緊急降板したものの、この日は元気な姿を見せていた。