井上尚弥が聖地ラスベガスに降臨!「何を求められているかは承知で来ている」 米国人ファンから「INOUEEE!!」大歓声、300人集結イベントの大トリ飾る
ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)が5月1日(日本時間2日)、米ネバダ州ラスベガスで到着イベントに登場し、現地ファンから歓声を浴びた。4日(同5日)にTモバイル・アリーナでWBA世界同級1位ラモン・カルデナス(米国)と防衛戦を予定。興行はPrime Videoで独占生配信。戦績は32歳の井上が29勝(26KO)、29歳のカルデナスが26勝(14KO)1敗。

井上尚弥VSカルデナス
ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)が5月1日(日本時間2日)、米ネバダ州ラスベガスで到着イベントに登場し、現地ファンから歓声を浴びた。4日(同5日)にTモバイル・アリーナでWBA世界同級1位ラモン・カルデナス(米国)と防衛戦を予定。興行はPrime Videoで独占生配信。戦績は32歳の井上が29勝(26KO)、29歳のカルデナスが26勝(14KO)1敗。
決戦を3日後に控えたこの日、会場近くのカジノホテル「MGM GRAND」で到着イベントが行われた。カジノフロアの特設ステージには開始前から100人以上の観客が集結。井上のTシャツを着てイングランドから駆けつけた熱狂的ファンもいた。大トリの井上が登場するとボクシングの聖地ラスベガスのファンから「LET’S GOOO!!」「INOUEEE!!」と大きな声援が上がった。
グレーのウェアに身を包んだ井上はリングに上がり、米ファンの歓声に応えた。その後、会場のインタビューに臨み「4年ぶりにラスベガスに戻って来られて非常にワクワクしています」とし、「ここラスベガスで何を求められているかは承知で来ている。期待に応えるボクシングを見せたい」と続けた。
カルデナスの印象については「全体的にまとまっている。左フックに警戒したい」と回答。今後階級を上げて対戦したい相手を聞かれると「ある程度絞れているが、まずはカルデナスに集中したい」と話すにとどめた。
また、米女性レポーターから「米国のファンが知らないことを教えてもらっていい?」と突然切り出され、井上は「む、難しいな……」と困惑顔。通訳が伝えると「では、好きな食べ物は?」と追撃パンチも。「唐揚げです」と苦笑いで明かし、質問者を「Oh!」と笑わせるシーンもあった。
会場には300人のファンが集い、インタビュー後はグラブにサインするなどファンサービスをして退場した。
井上は4月23日(同24日)にラスベガスに到着。調整を行うジムの前にはサインを求める現地ファンが連日列をつくり、人気ぶりを窺わせていた。海外開催は5度目、2021年6月以来3度目の本場ラスベガスでの試合となる。MGM GRANDの側面や、大通りに並ぶ電光掲示板には「怪物」と日本語で書かれた井上の巨大広告も登場。モンスターの上陸に熱気は高まるばかりだ。
(THE ANSWER編集部)