本拠地マーリンズ戦

　米大リーグ・ドジャースは28日（日本時間29日）、本拠地マーリンズ戦で延長の末、7-6でサヨナラ勝ちした。殊勲打のトミー・エドマンが地元局のヒーローインタビューを受けている中で、まさかの“誤爆”という珍事が発生。米中継でも映像が流された。

　豪快に浴びせられた。スタンドのファンの興奮が残る中、フィールドで行われたエドマンのインタビュー。米カリフォルニア州地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」の中継内で、同州地元ラジオ局「KLAC」のドジャース番組のホストを務めるデビッド・バッセ氏が質問をしていると、突如テオスカー・ヘルナンデスが水が入った青いジャグを持って接近。エドマンに浴びせると思われた水は的を外れたのか、豪快にバッセ氏にぶっかけられた。

　この直前、バッセ氏はヘルナンデスの接近が見えていたこともあり「さあ、君は今から水を食らうぞ！」と話していたが、矛先はまさかの自分。ずぶ濡れになりながら「ハハハハ！　ハハハハ！　なんてこった！」と豪快に笑った。エドマンが「外したよ」と話すと、バッセ氏はエドマンと肩を組み「外したな、もう何でもいいよ」と開き直り。現場には笑いがあふれていた。

　この試合で「1番・DH」で出場した大谷翔平投手は2打数1安打3四球。チームは5-0とリードしていた6回に満塁弾を浴びるなど一時同点とされ、延長10回には勝ち越し点を奪われたが、その裏に1死二、三塁の場面でエドマンが2点適時打を放ってサヨナラ勝ちした。