Prime Videoが発表

　動画配信サービス「Prime Video」は28日、独占生配信するボクシング興行「Prime Video Boxing 12 in Las Vegas」（日本時間5月5日、米ネバダ州ラスベガスのTモバイル・アリーナ）の豪華出演陣を発表した。

　同日は、ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥（大橋）がWBA世界同級1位ラモン・カルデナス（米国）と防衛戦を行う。

　元WBA世界ミドル級スーパー王者でラスベガスでの試合経験もある村田諒太氏がゲスト解説。また、元WBC世界スーパーバンタム級王者の西岡利晃氏と“神の左”と呼ばれた左ストレートを武器にWBC世界バンタム級王座を12度防衛した山中慎介氏が解説を務める。進行は増田美香アナウンサーが担当する。

　村田氏は「この度の『Prime Video Boxing 12 in Las Vegas』はボクシングの聖地で行われます。これまでも井上尚弥選手はラスベガスでも試合をしてきていますが、今回はビッグマッチが多く行われてきたTモバイル・アリーナが舞台です。このリングで、日本が世界に誇る『モンスター』がどんな試合を見せてくれるのか。王者に挑戦するラモン・カルデナス選手がどのようなファイトを見せてくれるかにも注目です。皆さん、ゴールデンウィークは『Prime Video Boxing 12 in Las Vegas』でぜひ一緒に盛り上がりましょう！」とコメントした。

　また、「Prime Video」では「独占密着 5.5 PRIME VIDEO BOXING 12 in LAS VEGAS 井上尚弥ラスベガス決戦直前SP」として、大舞台を目前にした井上に、独占密着したコンテンツを配信中。国内外の解説者や元世界王者など、多くの関係者にインタビューを行い、モンスターの実像を浮き彫りしている。

　今回の興行はダブル世界戦。WBO世界フェザー級王者ラファエル・エスピノサ（メキシコ）が同級10位エドワード・バスケス（米国）と防衛戦を行う。5月5日はメキシコの戦勝記念日「シンコ・デ・マヨ」。メキシコ系米国人のカルデナス、エスピノサのパフォーマンスにも大きな注目が集まる。さらに東洋太平洋フェザー級王者・中野幹士（帝拳）がペドロ・マルケス（プエルトリコ）と同級10回戦を実施。Prime Video配信の世界戦は節目の30、31試合目となる。

「Prime Video Boxing 12 in Las Vegas」の配信は日本時間5月5日、午前8時30分からを予定している。