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万波中正が左投げ? 背景にある米国での学び 「興味があった」と質問ぶつけた2人の侍戦士とは

野球日本代表「侍ジャパン」は5、6日に京セラドーム大阪で強化試合「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025 日本vsオランダ」に臨む。4日には大阪市内の屋内練習場で前日調整。右投げ右打ちの万波中正外野手(日本ハム)が器用に左手でボールを投げる場面もあった。その背景には、米国のトレーニング施設で学んだ考え方があった。

室内練習場で調整を行った侍ジャパン・万波中正【写真:小林靖】
室内練習場で調整を行った侍ジャパン・万波中正【写真:小林靖】

侍ジャパンが練習

 野球日本代表「侍ジャパン」は5、6日に京セラドーム大阪で強化試合「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025 日本vsオランダ」に臨む。4日には大阪市内の屋内練習場で前日調整。右投げ右打ちの万波中正外野手(日本ハム)が器用に左手でボールを投げる場面もあった。その背景には、米国のトレーニング施設で学んだ考え方があった。

 和やかな雰囲気で行われた室内練習。キャッチボール中の万波は外したグラブを右手に持ち、器用な左投げを披露した。体のバランスを整えるために今オフから取り入れた両投げ両打ちの調整。「トレーニングは両方やるのに、野球だけ右側しか使わないのは変な話だと思っていた」。導入のきっかけは、米アリゾナ州のトレーニング施設「ザ・ウォール・ベースボール」での自主トレだった。

 普段と逆の左投げ、左打ちを練習に織り交ぜたところ、実際に飛距離が驚くほど伸びた選手がいると聞き、試してみようと決意。「疲れや張りが偏ることが凄く減ってきた感じがする」と手応えを感じている。

 高い向上心はこの日も発揮。佐藤輝明内野手(阪神)、細川成也外野手(中日)に積極的に質問し、学びを得た。「こういう意識で打っているんだろうな、と感じるところがあった。実際会話した内容と練習でやろうとしていることを見て、なるほどな、と思いながら。2人の打撃は結構興味があったので、こういう機会が訪れて幸運だなと思う」。他球団の長距離砲との貴重な交流を成長に繋げる。

(THE ANSWER編集部)

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