「卑怯過ぎるよ」 37歳織田信成、涙のマツケンサンバが生んだ光景に感動「コーチも…」「凄い」
フィギュアスケートの全日本選手権は20日、大阪・東和薬品RACTABドームで開幕し、男子ショートプログラム(SP)では11年ぶり出場の37歳・織田信成(大阪スケート倶楽部)が84.53点で5位発進した。今季で競技生活に2度目の区切りをつける37歳は「マツケンサンバ2」を熱演。地元・大阪で客席を総立ちにさせた光景に対し、「卑怯過ぎるよ」「泣いた」と称賛を込めた投稿が相次いだ。
全日本選手権が開幕
フィギュアスケートの全日本選手権は20日、大阪・東和薬品RACTABドームで開幕し、男子ショートプログラム(SP)では11年ぶり出場の37歳・織田信成(大阪スケート倶楽部)が84.53点で5位発進した。今季で競技生活に2度目の区切りをつける37歳は「マツケンサンバ2」を熱演。地元・大阪で客席を総立ちにさせた光景に対し、「卑怯過ぎるよ」「泣いた」と称賛を込めた投稿が相次いだ。
織田を泣かせる景色だった。
「マツケンサンバ2」の軽快なテンポで待ったフィギュア界の功労者。演技を終えた瞬間、スタンディングオベーションに包まれた。四方を振り向き、挨拶をした織田。タオルや応援ボードなどが掲げられた客席に感謝と敬意を返した。
キス・アンド・クライでは得点が出る前から号泣。2008年に優勝した全日本に11年ぶりの出場を果たし、得点表示後は納得の表情を浮かべた。X上のファンから感動の声が上がっている。
「スタオベとキスクラに泣いた」
「マツケンサンバでクワド飛ぶとか卑怯過ぎるよ織田くんwwwwこんなのスタオベになるにきまってんじゃんwww」
「凄すぎる!」
「泣きました 会場のスタオベ…」
「みんな笑顔にできるパワー 素晴らしい!」
「37歳すごすぎん????」
「コーチも泣いていらっしゃる」
織田は演技直後の心境について「4回転ジャンプを絶対に決めたい、ノーミスでやりたいという思いを自分に強くかけて、自分自身にプレッシャーを与えながらやっていた。終わった時は安心感。解放された思いで感極まってしまいました」と笑顔を交えながら語っていた。
2013年に一度は競技から引退し、22年に復帰。今も4回転ジャンプを跳ぶ実力はあるが、「膝と腰がもたない」と今季で再び競技生活に区切りをつける。フリーに向け「同様に4回転ジャンプに挑戦するのでしっかり決めたい」と意気込んだ。
(THE ANSWER編集部)