松山英樹、日本開催の米ツアー終了に感謝「すごく思い出に残る」 ウッズとV争い、21年は優勝
日本開催の米男子ゴルフツアー・ZOZOチャンピオンシップ最終日が27日、千葉・アコーディアG習志野CC(7079ヤード、パー70)で開催された。59位で出た松山英樹(LEXUS)は3バーディー、1ボギーの68で回り、通算4アンダーの46位。初日から不調のショットは不安定だったが、巧みなリカバリーでスコアを伸ばして観客を沸かせ続けた。2019年に始まった今大会は、6年目の今年で契約終了。松山は21年大会を制したことも踏まえ、感謝を口にした。
ZOZOチャンピオンシップ最終日
日本開催の米男子ゴルフツアー・ZOZOチャンピオンシップ最終日が27日、千葉・アコーディアG習志野CC(7079ヤード、パー70)で開催された。59位で出た松山英樹(LEXUS)は3バーディー、1ボギーの68で回り、通算4アンダーの46位。初日から不調のショットは不安定だったが、巧みなリカバリーでスコアを伸ばして観客を沸かせ続けた。2019年に始まった今大会は、6年目の今年で契約終了。松山は21年大会を制したことも踏まえ、感謝を口にした。
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松山のドライバーショットは左右にブレ続けた。11番パー4では左の林に打ち、斜面からレイアップ。残り80ヤードから第3打をピン2メートルに寄せてパーをセーブした。12、13番でもグリーンを外したが、アプローチを寄せてパー。ピンチをしのぎ続け、14、15番ではバーディーチャンスをものにした。
17番パー4では、右の林からフェードを掛けて2オン。観客をどよめかせた。米ツアー初出場で6位に入った杉浦悠太は「PGA(米ツアー)の選手は、どんな状況でも簡単にボギーをたたかないと感じました」と振り返ったが、この日の松山がそれを体現していた。
最終9番パー4もグリーン奥からのアプローチを1メートル半に寄せ、パーセーブ。「英樹、お疲れ~」の声援にかすかに笑みを浮かべた。スコアを提出し、率直な思いを口にした。
「(声援が) すごくうれしかったです。ただ、プレーで応えることができなかったのはすごく悔しいです。これだけ『ファー』って言ったら喉が枯れそうです」