大谷翔平50-50記念球で仰天の価格推定 なんと7191万円超「もっと高くなるかも」現物は捕球ファン保有
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手が史上初の「50本塁打&50盗塁(50-50)」を達成した記念球の価値に注目が集まっている。米地元紙はオークション会社の部長を直撃。売り出されれば、50万ドル(約7191万円)以上になると予想している。
史上初の「50-50」を達成した記念球の価値は
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手が史上初の「50本塁打&50盗塁(50-50)」を達成した記念球の価値に注目が集まっている。米地元紙はオークション会社の部長を直撃。売り出されれば、50万ドル(約7191万円)以上になると予想している。
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19日(日本時間20日)の敵地マーリンズ戦。史上初の「50-50」まであと2本塁打、1盗塁に迫っていた大谷は6打数6安打、3本塁打10打点、2盗塁と大暴れで、一気に「51-51」まで数字を伸ばした。歴史的瞬間は7回。2打席連発となる50号2ランを左翼席に運び、前人未到の偉業を達成した。着弾地点はお祭り騒ぎ。争奪戦の中、メモリアル球を捕ったファンは球場警備員に連れられて退席した。
米フロリダ州地元紙「マイアミ・ヘラルド」のクレイグ・ミッシュ記者のXによると、記念球を手にしたファンはドジャースの返却交渉に応じず、ボールを持って帰ったという。米カリフォルニア州地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」は「ショウヘイ・オオタニの50号HRボールは50万ドルの価値になるかもしれない。それはファンの手をすり抜けた」と題する記事で、推定価格を紹介している。
記事では、カリフォルニア州ラグーナニゲルにある「SCPオークションズ」のブレンダン・ウェルズ本部長を直撃。もし、世間の記憶が新しいうちに売りに出せば、50-50の記念球は「50万ドルの価値、あるいはそのマイルストーンの重要性に基づけば、さらに高くなるかもしれない」と推定しているという。
7000万円以上の価値があるとされた1球。惜しくも逃した球場のファンの一人はTHE ANSWERの取材に対し、「その瞬間はどれほど高価なボールか考えていなかったけど、実は友だちの息子があと少しで捕れるところだったんだよ。しかも今日は彼の誕生日。だから残念だね」と説明し、もし捕っていたら「どれくらいで売れるのかわかるまでキープするだろうね。それからはビジネスの判断だ」と話していた。
(THE ANSWER編集部)