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井上尚弥を米国はどう見た? 現地記者直撃「あのパワーは…いやぁ、ビックリした」

井上は伝説の名王者トーマス・ハーンズを想起

 衝撃的な強さはかつての伝説的ボクサーを彷彿とさせるようだ。同記者は1980年代のボクシングシーンを席捲したトーマス・ハーンズ(米国)の名前を挙げた。ウエルター級~ライトヘビー級のベルトを巻いた、史上初の5階級制覇王者だ。


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「ハーンズは147ポンド(66.68キロ・ウエルター級のリミット)にしてはすごく背が高かったんだ。イノウエも日本人のわりにリーチも長いよね」

 身長185センチ、リーチ203センチと言われた恵まれた体格を誇り、左腕をだらりと下げたヒットマンスタイルから放たれるフリッカージャブを武器に、シュガー・レイ・レナード、マービン・ハグラーらと共にボクシング界を沸かせた名王者を引き合いに出し称賛した。

 これまで17勝中15のKOを数え、うち12KOは6ラウンド以内。派手に倒すファイトスタイルは米国でも確固たる人気を得ているようだ。一方で真のカリスマになるためには課題もあるという。後編では、井上は世界的なスターになれるのかを語ってもらった。

(THE ANSWER編集部)




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