2015年大会でペールがジョコビッチを相手に決めた“股抜きウイナー”に再脚光

　男子テニスのW＆Sオープンは13日（日本時間14日）、シングルス1回戦を行い、錦織圭（日清食品）が勝利を収めるなど熱戦を展開中。そんな中でATP公式中継サイト「テニスTV」は過去の名シーンにスポットライトを当てて動画を紹介。3年前の大会でブノワ・ペール（フランス）が披露したジャンプしながらの“股抜きウイナー”に脚光を浴びせている。

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　当時世界1位のノバク・ジョコビッチ（セルビア）を相手に見せた、ペールの妙技が再び注目を集めている。2015年大会の2回戦だ。ペールのサービスでスタートした、ハイレベルなラリーの応酬。先に仕掛けたのはペールだ。

　ドロップショットを放つと、対応したジョコビッチもネット際へ返す。すると次の瞬間だった。ジャンプしながらの股抜きでのウイナー。トップクラスの舞台ではなかなかお目にかかれない妙技を炸裂させた。してやったりとばかりに、悪戯っぽく微笑むペールに対し、ジョコビッチも笑うしかないとばかりに、白い歯をのぞかせていた。