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吉田正尚の目の前で危険シーン 投手の顔面直撃したライナーに米騒然「膝をつき、両手で顔を…」

米大リーグ・レッドソックスの吉田正尚外野手が16日(日本時間17日)、本拠地ヤンキース戦に「5番・左翼」で出場して4打数4安打3打点、自身メジャー初の1試合4安打をマークした。一方、守備では目の前で味方投手がライナーを顔面に受けるアクシデント。米メディアが動画付きで「恐怖のシーン」などと報じた。

ライナーを顔面に受けるアクシデントに見舞われたレッドソックスのタナー・ハウク【写真:ロイター】
ライナーを顔面に受けるアクシデントに見舞われたレッドソックスのタナー・ハウク【写真:ロイター】

投手強襲ライナーに米メディア「恐怖のシーン」

 米大リーグ・レッドソックスの吉田正尚外野手が16日(日本時間17日)、本拠地ヤンキース戦に「5番・左翼」で出場して4打数4安打3打点、自身メジャー初の1試合4安打をマークした。一方、守備では目の前で味方投手がライナーを顔面に受けるアクシデント。米メディアが動画付きで「恐怖のシーン」などと報じた。


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 大量リードの本拠地が騒然とした。13-1の5回先頭。先発タナー・ハウクは強烈な投手強襲のライナーを受けた。顔面に当たり、その場で膝から崩れ落ちる。ボールは三塁方向を転々とする中、遊撃手は頭を抱えた。左翼から見つめる吉田。ハウクは流血し、タオルで顔を覆った。内野安打を許したが、スタッフに支えられながら立ち上がると、客席から歓声と拍手が注がれた。

 米紙「ニューヨーク・ポスト」が動画付きで記事を掲載した。「レッドソックスの先発タナー・ハウクがカイル・ヒガシオカのライナーを顔に受ける恐怖のシーン」と見出しを打って報道。「13-1のリードをもらって好投していた5回表、ハウクはヤンキースのカイル・ヒガシオカ捕手が打ったライナー(打球速度89.7マイル=約144.4キロ)を受けて、顔面から血を流した」と伝え、こう続けた。

「ハウクは地面に膝をつき、すぐに両手で顔を覆った」「ハウクはチームメートに囲まれ、トレーナーによる手当てを受けた。26歳の右腕は自分の足で立ち、右頬にできた大きな切り傷と見られるものをタオルで覆いながら、自力でマウンドから去った」

 ハウクはこれで降板した。記事によると、球団が顔の打撲と発表。勝ち投手の権利を得られなかったが、チームは15-5で大勝した。吉田は0-1の初回2死一、二塁に左翼の名物グリーンモンスター直撃の2点適時二塁打。3回に右前適時打を放つなど、4打数4安打で自身初の1試合4安打の大爆発だった。打率は.297から.309まで上昇し、8回の第5打席で代打を送られた。

(THE ANSWER編集部)

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