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大谷翔平とあす激突、敵地元紙が戦々恐々 6連敗で中地区最下位「ロイヤルズの難局は続く」

米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は20日(日本時間21日)、敵地ヤンキース戦に「2番・DH」で出場して3打数無安打に終わり、チームも3-9で敗れ2連敗となった。17連戦中のエンゼルスは、これでボストンとニューヨークでの7試合を終えて本拠地エンゼル・スタジアムでロイヤルズとの3連戦に臨む。21日(同22日)の初戦では大谷が先発予定となっているが、前倒しでの登板にロイヤルズ地元紙が戦々恐々としている。

エンゼルスの大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルスの大谷翔平【写真:ロイター】

ロイヤルズとの本拠地3連戦、初戦に大谷翔平が先発予定

 米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は20日(日本時間21日)、敵地ヤンキース戦に「2番・DH」で出場して3打数無安打に終わり、チームも3-9で敗れ2連敗となった。17連戦中のエンゼルスは、これでボストンとニューヨークでの7試合を終えて本拠地エンゼル・スタジアムでロイヤルズとの3連戦に臨む。21日(同22日)の初戦では大谷が先発予定となっているが、前倒しでの登板にロイヤルズ地元紙が戦々恐々としている。


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 今季の大谷はアスレチックスとの開幕戦を皮切りに、ここまで4試合に登板して2勝。防御率も0.86と圧巻の成績を残している。もっとも前回の登板である17日(同18日)のレッドソックス戦は、降雨の影響により試合開始が遅れ、さらにプレーボール後も雨が降りしきる悪条件の中で投球となった。雨による長時間の中断の影響もあり、2回無安打1失点、31球で降板した。その後、投球数が少なかったこともあり、大谷の次回先発は21日のロイヤルズとの初戦に前倒しされた。

 これに戦々恐々なのが、ロイヤルズの地元メディアだ。米ミズーリ州地元紙「カンザスシティ・スター」は、「ショウヘイ・オオタニが連戦オープナーで先発、ロイヤルズの難局は続く」との見出しで記事を公開。「ロイヤルズは6連敗で通算4勝15敗。ア・リーグ中地区最下位に沈んでいる。ここまで4登板で2勝、防御率0.86のオオタニ相手に立て直すのは簡単ではない」と大谷の前に苦戦を強いられることを予想した。

 また「エンゼルスには外野にトラウトもいる。彼は打率.302で3本塁打をマーク。オオタニがエンゼルスに加入するまで地球上で最高の選手だと考えられていた」と相手打線も警戒している。

 さらに記事内では、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)を米国代表の一員として戦ったロイヤルズのボビー・ウィットJr.内野手のコメントも紹介。「望んだ瞬間だよ。彼らのような選手と対戦して脚光を浴びたいものなんだ。デグロムやオオタニのような選手と対戦したい。だから全力を尽くすよ」と、6連敗と苦しい状況の中で迎える大谷との対戦を心待ちにする姿を伝えていた。

(THE ANSWER編集部)





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