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プラチナ世代・後藤未有が首位発進 オンとオフ切り替えた調整法に手応え「弱い自分を乗り越えたい」

女子ゴルフの国内ツアー・フジサンケイレディス初日は静岡・川奈GC富士C(6457ヤード、パー71)で行われ、後藤未有(大東建託)が6バーディー、2ボギーの67で回り、4アンダーで仁井優花(エレコム)と並んで首位発進した。2000年度生まれの“プラチナ世代”。オンとオフをしっかり切り替えた調整法が実を結び始め「弱い自分を乗り越えて、まずは1勝できるように」と初優勝を見据えた。

フジサンケイレディス第1ラウンドに出場した後藤未有【写真:Getty Images】
フジサンケイレディス第1ラウンドに出場した後藤未有【写真:Getty Images】

フジサンケイレディス初日

 女子ゴルフの国内ツアー・フジサンケイレディス初日は静岡・川奈GC富士C(6457ヤード、パー71)で行われ、後藤未有(大東建託)が6バーディー、2ボギーの67で回り、4アンダーで仁井優花(エレコム)と並んで首位発進した。2000年度生まれの“プラチナ世代”。オンとオフをしっかり切り替えた調整法が実を結び始め「弱い自分を乗り越えて、まずは1勝できるように」と初優勝を見据えた。


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 序盤にハイライトがあった。2番でボギーを叩いて迎えた4番パー5。2打目を左ラフに入れるも、3打目をピン横30センチにつける“OKバーディー”でイーブンに戻すと、5番パー4では15メートルのロングパットをねじ込んだ。続く6番パー3では4メートルを沈め、3連続バーディー。9番からも再び3連続バーディーとして、一気にリーダーボードを駆け上がった。

 昨年の同大会では初出場ながら3位に入り、初優勝も視界に入った。しかし、好成績が長く続かずに予選落ちも増えた。

「去年の出だしとかは初めてレギュラーツアー参戦だったので、本当に指定練習日にゴルフ場に来て、ラウンドして、練習してって、毎日ゴルフをしていたんですけど、それで結果が出ないからまたさらに練習して、元々持っていた腰痛もひどくなったりとか、悪循環があった」

 そこで昨季終盤から「オフ」を自分で設けた。5位に入った先週のバンテリンレディスの後も、会場の熊本からその日のうちに自宅がある福岡市内に入り「友達と会ってご飯とか行った」。翌日17日は家族と岩盤浴へ行ってリフレッシュ。18日を移動日とし、そこからは「オン」。19日に練習ラウンド、20日に練習、とメリハリをつけた。「友達とか家族といる時はそんなにゴルフの話もしないですし、唯一ゴルフを忘れて楽しめる時間なので、あまり深く考えすぎず、課題だけをちゃんとやっていけるので、悪い流れを断ち切るにはいいのかなと思います」と効果を感じている。

 同世代の選手が次々と優勝していく姿を見てきた後藤。「去年も勝ちたい気持ちはあった。今年は勝ちにこだわりたい。優勝争いとかトップテンで満足せずにそこにこだわって。気持ち次第でどうにでもなるところだと思うので、弱い自分を乗り越えて、まず1勝できるようにと思っています」としっかり前を見据えた。

(THE ANSWER編集部)



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