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森保一監督、英国の名将に認められなくても「奇跡の監督」扱い 欧州で明かされた過去

サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)は5日午後4時(日本時間6日午前0時)、日本は決勝トーナメント(T)1回戦でクロアチアと対戦する。グループリーグで采配が冴え、ドイツとスペインに勝利した森保一監督に世界から注目が集まる中、スペイン紙は森保監督の現役時代の行動に注目。名門クラブの「ユニホームを纏う寸前だった」と“欧州挑戦”について触れている。

日本の森保一監督【写真:ロイター】
日本の森保一監督【写真:ロイター】

日本時間6日午前0時、クロアチア戦キックオフ

 サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)は5日午後4時(日本時間6日午前0時)、日本は決勝トーナメント(T)1回戦でクロアチアと対戦する。グループリーグで采配が冴え、ドイツとスペインに勝利した森保一監督に世界から注目が集まる中、スペイン紙は森保監督の現役時代の行動に注目。名門クラブの「ユニホームを纏う寸前だった」と“欧州挑戦”について触れている。

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 ドイツ、スペインというW杯優勝経験国に一歩も引かず、戦術変更と選手交代で逆転勝利を収めた森保監督。ドイツのハンジ・フリック監督、スペインのルイス・エンリケ監督といった指導者には知名度で劣りながらも、2度のジャイアントキリングを成し遂げたことで、評価は急上昇している。

 スペイン紙「ムンドデポルティーボ」のハビエル・アルファロ記者は森保監督の現役時代に注目。「歴史は彼がマンチェスターユナイテッドのユニフォームを纏う寸前だったことを話す」とした上で、「モリヤス、アレックス・ファーガーソンを納得させられなかった『奇跡の監督』 サプライズ・ジャパンの代表監督は、選手として地味なキャリアを手にしたが、過去にマンチェスター・ユナイテッドに獲得される寸前だった」といった見出しで記事を掲載した。

 記事内でアルファロ記者は「90年代、22歳のモリヤスは、当時、そのマーケティングからアジア人選手が歓迎された時代にチームにエキゾチックなタッチを与えるべく(アジア人選手を)求めていたレッドデビルズのテストを受けにきた」といった過去を説明。「ヨーロッパに辿り着くという挑戦に失敗した後、モリヤスは決して日本の地を去ることはなかった」と報じている。

 アルファロ記者は次のクロアチア戦に向け、「今度の月曜日、日本はクロアチアと対峙する。(日本は)勝利を目されている側ではないが、日本が新たに(その存在が)鳴り響くような主役となるために、試合を変えるべく(ドイツ戦で起きたように)モリヤスの介入を(どうなるか)見ることにしよう」と監督の手腕に注目していること伝えている。

(THE ANSWER編集部)




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