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小祝さくら、8アンダー暫定首位 悪天候遅延も“3時間寝直し”で対処「伸ばせて嬉しい」

国内女子ゴルフツアーのリゾート トラストレディス第2日が27日、山梨・メイプルポイントGC(6580ヤード、パー72)で行われた。昨夜からの悪天候でスタート時間が午前8時から同11時30分に変更。5位から出た小祝さくら(ニトリ)は、6バーディー、1ボギーの67で通算8アンダー。ホールアウト時点で暫定首位に立った。持ち球のドローから「フェードのイメージ」にしたことでショットが絶好調。来週の全米女子オープン(6月2~5日)出場前に、今季初優勝を視野に入れた。

10番ホールに立つ小祝さくら【写真:Getty Images】
10番ホールに立つ小祝さくら【写真:Getty Images】

リゾートトラストレディス第2日

 国内女子ゴルフツアーのリゾート トラストレディス第2日が27日、山梨・メイプルポイントGC(6580ヤード、パー72)で行われた。昨夜からの悪天候でスタート時間が午前8時から同11時30分に変更。5位から出た小祝さくら(ニトリ)は、6バーディー、1ボギーの67で通算8アンダー。ホールアウト時点で暫定首位に立った。持ち球のドローから「フェードのイメージ」にしたことでショットが絶好調。来週の全米女子オープン(6月2~5日)出場前に、今季初優勝を視野に入れた。


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 最終9番パー4。小祝は2.5メートルのバーディーパットを右に外しても笑顔だった。その前の6、7、8番で3連続バーディーを決めていたからだ。

「あれは大きかったですし、バックナインで伸ばせてうれしかったです。ホールアウトできたことも良かったです」

 昨夜からの大雨で全体のスタートが3時間半遅れた。当初は8時20分のスタート予定で午前4時には起床していたが、大会側からの連絡を受け、3時間ほど寝直したという。かつては同様の遅延ケースで、「早目にコースに着いて、車の中で疲れていました」というが、ツアー生活を重ねてコンディション維持の対処もできるようになった。

 前週のブリヂストンレディスでは予選落ち。土日に兵庫県に住む吉田直樹コーチのもとを訪れた。今季からの新コーチだが、「今はドローがきつくなっているから」と、今週はフェードのイメージでショットを打つことを徹底するように提案されたという。ドローとフェードでは全く体の使い方が違うが、器用な小祝は「左に振り切る」ことを意識してショットが安定。特にドライバーに関しては「自分でもこんなに真っすぐいくんだなと思いました」と喜んだ。

 今季初勝利&ツアー通算7勝目まで残り36ホール。本人は「まだ、2日目なので優勝は意識していません」と言った。プレー以外で気になっているのが渡米の準備で「今週、移動の時に着るズボンとかジャージを買い替えるつもりが、そういう店がなかなかなくて……」と嘆き。宿舎から富士山が見えず、「山梨に来た感じがしない」とも言ったが、マイペースな小祝は目標の「1日4アンダー」をやり遂げ、渡米前に最高の笑顔を見せるつもりだ。

(THE ANSWER編集部・柳田 通斉 / Michinari Yanagida)




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