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井上尚弥をPFP1位選出 英記者が力説する強さ「ドネア戦は傑作」「違った能力見せる」

ボクシングのWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)は6月7日、WBC同級王者ノニト・ドネア(フィリピン)との王座統一戦に挑む。3年ぶり2度目の対戦に注目が集まるが、英記者は自身のパウンド・フォー・パウンド(PFP)で井上を1位に。カネロ、フューリーといった猛者以上の評価を与えた理由も語っている。

WBAスーパー&IBF世界バンタム級王者の井上尚弥【写真:AP】
WBAスーパー&IBF世界バンタム級王者の井上尚弥【写真:AP】

BBC記者が井上を独自PFP1位に

 ボクシングのWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)は6月7日、WBC同級王者ノニト・ドネア(フィリピン)との王座統一戦に挑む。3年ぶり2度目の対戦に注目が集まるが、英記者は自身のパウンド・フォー・パウンド(PFP)で井上を1位に。カネロ、フューリーといった猛者以上の評価を与えた理由も語っている。


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 井上を高評価したのは、英公共放送「BBC」でボクシング担当を務めるマイク・コステロ記者だった。全階級のボクサーを格付けした独自のPFPにおいて、1位に井上、2位に世界スーパーミドル級で4団体統一を成し遂げたカネロことサウル・アルバレス、3位にWBC世界ヘビー級王者のタイソン・フューリーを挙げている。

 BBCのラジオ局「ライブ5」公式ツイッターが公開した動画内で、コステロ記者は2019年5月のワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級準決勝を回顧。井上が当時のIBF王者エマヌエル・ロドリゲスに2回TKO勝ちしたことについて「ロドリゲスとの試合では凄い一発、ボディショットを放ったんです。あの勝利には実況席は『これが彼の勝ち方』と評していました」と振り返っている。

 同記者はさらに、2018年のWBSS同級1回戦で、フアン・カルロス・パヤノにわずか70秒でKO勝ちしたしたことにも言及。「ドミニカ人のパヤノと戦った際には、右と左のコンビネーションで初回に倒しました。相手を惑わす見事な攻撃でした」と称えている。

 2019年11月のドネアとの第1戦に関しても「初回や2回ですぐ倒すイノウエですが、2019年のノニト・ドネアとの戦いは傑作です。彼はまた違った能力をみせます。全体を通してダメージを与えられるボディーを打っていました。長丁場であっても戦えるのです」とコステロ記者は語った。数々の圧勝を収めている井上だが、長期戦においても優れていることに惚れ込んでいた。

(THE ANSWER編集部)




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