大谷は「ルース以来最高の二刀流」に― 敵地メディア賛辞「天才は仰天させ続ける」
「そしてある日、彼はベーブ・ルース以来最高の二刀流になるのだろう」
カナダテレビ局「CBCスポーツ」は「天才・大谷翔平は仰天させ続ける」と見出しを打って特集。カナダのスポーツコラムニスト、ボブ・エリオット氏が執筆し、「大谷を総括すると、彼の速球は平均時速98マイル(約158キロ)、彼の滑らかな左打席のスイングは2階に届く……そして……彼は速い」と投げて打って走って、飛び抜けた才能があることを伝えている。
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また、ブルージェイズで2人しかいないリーグ新人王受賞者が現在、エンゼルスでコーチを務めていると紹介し、その2人も大谷についてコメントしている。
打撃コーチのエリック・ヒンスキーは「彼は打撃練習で足を動かさないでも本塁打が打てるか試したいと言ってきたんだ。練習中、彼は全て本塁打にしたよ。そして言ったんだ、『全部、入れました』とね」とのエピソードを披露。不振を極めた開幕前にすり足打法の修正を申し入れ、大谷は実際に本塁打を連発してみせたという。
一塁コーチのアルフレド・グリフィンは「彼のような男をこれまで見たことがない。ランディ・ジョンソンのような剛腕で、中堅もプレーできるほどのアスリートだ」と投手として最速165キロを誇りながら、高い身体能力が求められる外野の華のセンターもこなせると二刀流の肉体に太鼓判を押している。
3連戦では初戦は無安打に終わったが、試合前のフリー打撃で特大の“5階席弾”が話題を呼び、2戦目は土壇場の9回に同点タイムリーを放った。そして、この日は二塁打2本を含め、グラウンド上で躍動。記事では「そしてある日、彼はベーブ・ルース以来最高の二刀流になるのだろう」と締めくくられている。大谷はカナダにも鮮烈なインパクトを残した。
(THE ANSWER編集部)