予選落ち翌週にV 渡邉彩香、柔道家の夫にもらった言葉「選手で悩めるのは幸せだよ」
夫の言葉で悩みを解消「同じアスリートとして気持ちをわかってくれる」
同じアスリート。渡邉は思い悩み過ぎずに戦うことを決めた。「その言葉が印象に残っているし、大きい一言だった。同じアスリートとして気持ちをわかってくれるのは大きいです」。心に決めたのはシンプルなスタイル。「守るのはできないタイプ。最初からガンガン攻めていこう」と持ち前の思い切りの良さを発揮した。
5番まで4バーディーで独走モードに入ったと思われたが、8番第1打を右にOB。10、11番、15、16番の2度、ボギー、バーディーを繰り返した。17番でも落とし、高橋とプレーオフ。ショットは荒れたが、最後は15メートルのロングパットで勝負を決めた。
「勝っても負けても、終わった時に一つも後悔のないプレーをしようと思っていた。最後まで攻める気持ちでいられたと思います。もうベテランの感じがあるけど、日本のツアーで頑張っている以上は一番になりたい。まだ試合はあるのでそこを目指して頑張りたい」
28歳。今年24歳になる黄金世代を筆頭に、若手が次々と台頭する女子ツアー。攻める飛ばし屋が立ちはだかる。
(THE ANSWER編集部)