「フィギュアで5回転ジャンプは見られるのか」 米メディアが“究極のテーマ”を検証
求められる“空中の姿勢”の追求…生体力学者「体を中心に5%寄せれば…」
机上の理論を氷上で実証することは、そう簡単にいかないだろう。選手たちの筋力的な強化が必要となり、半面、故障のリスクもある。一筋ではいかないことは明白だ。
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ただし、記事によると、ISU公認大会で史上初の4回転ジャンプを成功させたカナダのカート・ブラウニング氏は5回転ジャンプは簡単ではないと指摘した一方で「人間の心に『NO』と言えば、その心が方法(もしくは答え)を見つけるだろう」とも指摘。人間は不可能を可能にする存在であるとも見解を述べている。
ブラウニング氏が4回転ジャンプを初めて成功させたのは1988年。それから30年、フィギュア界は近年、急速な進化を見せている。そう考えれば、どんな未来が待っているかは分からない。ただ、スケーターそれぞれが、常に高みを見据え、挑戦を続けていくことは確かだ。
(THE ANSWER編集部)