「FootballPRINCIPLES」が9月3日に発売

　サッカー元日本代表DFで、現在は上武大学サッカー部監督を務める岩政大樹氏の著書「FootballPRINCIPLES　躍動するチームは論理的に作られる」が、9月3日に発売されることになった。

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　同書はまず、2018年のワールドカップ（W杯）ロシア大会、決勝トーナメント1回戦のベルギー戦で決勝弾を浴びた「ロストフの14秒」から、日本サッカーと世界の「差」を考察。鎌田大地、遠藤航ら世界を知る選手との対談を交えながら「サッカーの原則」、勝ち切るために必要なものとはなんだったのかを考えるものとなっている。

　また第2部では「チームビルディングと言語化」をテーマとし、言語化の必要性、躍動するサッカーの論理的な作り方について考えるものとなっている。内田篤人、柴崎岳ら豪華面々も対談、鼎談で登場する。

　同書は岩政氏にとって2年半ぶりの著書。定価は1870円。紹介する「サッカーの原則」は、書籍からQRコードで読み取り動画でも解説される。また考察で取り上げた鎌田、内田、遠藤、阿部勇樹らの対談フル動画も視聴可能となっている（一部有料）。

　岩政氏は1982年1月30日、山口県生まれ。山口・岩国高を卒業後、一般入試で東京学芸大に入学。04年にJ1鹿島アントラーズに加入した。在籍した10年間で、リーグ優勝（3回）、ヤマザキナビスコカップ優勝（2回）、天皇杯優勝（2回）などを経験。08年に日本代表に初招集され、10年南アフリカW杯にも選出。11年アジアカップ制覇にも大きく貢献した。その後、タイリーグのBECテロ・サーサナFC、ファジアーノ岡山、東京ユナイテッドFCを経て、2018年に現役を引退。現在は上武大学サッカー部監督を務める。