タイガース右腕マイズが演じた“足技”に反響「蹴って救った！」

　米大リーグで“ミラクル三塁封殺”が完成した。一、二塁の場面で痛烈な打球を受けた投手が足に当て、それが三塁手のもとにピタリと転がり、二塁走者をアウトに。MLBは「今までにこんな三塁封殺を見たことあるか定かじゃない」と動画付きで紹介。ファンからも「ピンボールみたい」「見たことない」「これは1-5なの？　それとも5？」と驚きの声が上がっている。

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　腕ならぬ足でファンを魅了したのは、タイガースのケーシー・マイズ投手だ。30日（日本時間31日）のツインズ戦、前田健太と投げ合いとなった右腕は1-2とビハインドの3回1死一、二塁のピンチで驚きのプレーを演じた。カウント2-2から6番アラエスに痛烈なピッチャー返しを打たれた。センターに抜けるかと思いきや、予期せぬ展開となった。

　打球はマウンドのマイズの左足付近を直撃。弾んだボールは三塁ベースに向かい、コロコロと転がっていった。ベース付近で拾い上げた三塁手のパレイデスはそのまま三塁を踏み、二塁走者を封殺。アウトを1つ増やしたのだ。マイズは続くゴンザレスを空振り三振に仕留め、ピンチを脱出。自身を助けるビッグプレーとなった。

　MLB公式ツイッターは「今までにこんな三塁封殺を見たことあるか定かじゃない」とつづり、実際のシーンを動画付きで公開。米ファンからも「ピンボールみたい」「見たことない」「2020年だからね」「これは1-5なの？　それとも5？」「蹴って救った！　美しい！」「ゴーーール」「ワオ…記録は1-5の内野ゴロか」と驚きの声が続々上がっていた。

　3回2失点だったマイズだが、打線が前田を以降に打ち込み、3-2で逆転勝ち。1点差の接戦とあって、貴重なプレーとなった。