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【甦るラグビーW杯】南アフリカ選手、日本人ボールキッズに“優しきお辞儀”で絶賛の嵐「かっこよすぎ!」

新型コロナウイルス感染拡大の影響で、多くのスポーツイベントが延期、中止を余儀なくされている。日本が元気を失いかけている今、振り返りたいのが昨秋のラグビーワールドカップ(W杯)だ。グラウンド内外で様々なドラマが生まれた大会の名珍場面を「甦るラグビーW杯」としてプレーバックする。今回は熱戦中のなんとも心温まる一幕。ラインアウトでボールキッズから受け取る際に南アフリカ選手がお辞儀し、少年を笑顔にさせた粋な対応の瞬間を大会が動画付きで公開。「なんて胸が熱くなるシーンだ…!!」「このさりげなさ。かっこよすぎる!」と反響を呼んだ。

南アフリカのスカルク・ブリッツ(中央)【写真:Getty Images】
南アフリカのスカルク・ブリッツ(中央)【写真:Getty Images】

新型コロナ禍の今こそ「ONE TEAM」に―ラグビーW杯の名珍場面を連日回想

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、多くのスポーツイベントが延期、中止を余儀なくされている。日本が元気を失いかけている今、振り返りたいのが昨秋のラグビーワールドカップ(W杯)だ。グラウンド内外で様々なドラマが生まれた大会の名珍場面を「甦るラグビーW杯」としてプレーバックする。今回は熱戦中のなんとも心温まる一幕。ラインアウトでボールキッズから受け取る際に南アフリカ選手がお辞儀し、少年を笑顔にさせた粋な対応の瞬間を大会が動画付きで公開。「なんて胸が熱くなるシーンだ…!!」「このさりげなさ。かっこよすぎる!」と反響を呼んだ。


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 10月8日のグループリーグ、南アフリカが10トライを奪い、カナダに66-7の圧勝。決勝トーナメント進出を決めた一戦だった。

 試合中であっても、優しさを忘れない。そんなシーンを演じたのは、南アフリカのHOスカルク・ブリッツだ。前半、自軍のラインアウトの場面。ライン際に走った背番号2は日本のボールキッズからボールとともに、ボールを滑らないようにする布巾を受け取った。ここまではよくある場面だが、続きがある。ボール表面の拭いてボールキッズに戻そうとする、その時だった。

 布巾を少年に手渡すと、白い歯を見せ、お辞儀するように軽く頭を下げて会釈。感謝の意を伝えた。これには緊張した面持ちだった少年もぱっと笑顔が広がり、頭を下げた。ブリッツはすぐに真剣な表情に戻り、集中モードに入ったが、なんとも心温まるシーン。大会公式日本語版ツイッターは「試合中もボールボーイへの心遣い」とつづり、実際のシーンを動画付きで公開した。

 すると、目の当たりにしたファンも反響を続々と寄せている。

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