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インハイ中止に現役アスリートは何を思う 「泣いても良い」「仲間との時間は色褪せない」

今夏の全国高校総合体育大会(インターハイ)の中止が決まった。新型コロナウイルス感染拡大によるもので、1963年から毎年開催されてきたが、史上初めて中止の決断が下された。これを受けてインターハイ出場経験のある現役アスリートらがツイッターでコメントしている。

桐生祥秀【写真:Getty Images】
桐生祥秀【写真:Getty Images】

史上初の高校総体中止に、OB、OGから高校生へ続々エール

 今夏の全国高校総合体育大会(インターハイ)の中止が決まった。新型コロナウイルス感染拡大によるもので、1963年から毎年開催されてきたが、史上初めて中止の決断が下された。これを受けてインターハイ出場経験のある現役アスリートらがツイッターでコメントしている。

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 陸上の100メートルハードルで史上3人目の3連覇。高3では100メートルハードル、100メートル、4×100メートルリレーを制し、3冠を達成した寺田明日香は「陸上競技をやっているたくさんの子ども達の目標がなくなってしまいました。その目標がなくなってしまって、本当に悲しくて悔しくて、今はどうしたら良いかわからないと思います」と高校生の気持ちを思いやった。

 さらに「私は今、どうやったらみなさんに元気になってもらえるのかを考えていますが、なかなか良い言葉が見つかりません。ただ一つ思うことは、今はその辛い気持ちを我慢せず、泣いても良いのではないかと思います」などとメッセージを送っている。

 リオ五輪男子400メートルリレー銀メダリストの桐生祥秀は「みんなで乗り越えよう」とつづり、続けて「全中がなくなりインターハイがなくなり今の中高生になんて声をかけたら元気が出るのだろうか。中学生にはインターハイがあるから頑張ろう、高校生にはインカレや日本代表があるから頑張ろう、と俺は安易に言えない。なぜなら自分は全中やインターハイに出ているから」と複雑な心境を吐露。

 そのうえで「自分に今できることはみんなの目標になること、コロナがおさまり大会が開始した時に元気な姿をみんなに見せることが自分のやることだと思っています。お互い前向きに行きましょう」とエールを送った。

 高校2、3年時に400メートルでインターハイ連覇。日本選手権を11連覇し、北京五輪にも出場した金丸祐三は当時を振り返り「2005年。陸上人生に於いて、激動の1年だった。高校記録を2度更新。日本選手権、初優勝。アジア選手権、優勝。世界陸上に初出場。それでも1番嬉しかったのは、インターハイの4×100mRの優勝だった。インターハイの中止が決定となり、目標を失ってしまう高校生も多いと思う」と記した。

 続くツイートでは「だが、今までやってきたトレーニングや苦しかった事、楽しかった事や仲間との時間は色褪せないと思う。中止となってしまった事はやむを得ない判断だと思う。今は、前を向いて今出来る事、今しか出来ない事、できる限り悔いを残さない高校生活、陸上競技を楽しんで欲しいと願います」と祈っている。

(THE ANSWER編集部)

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