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三原舞依、昨季の「感謝」を今季の「五輪」へ 「スケートができる喜び知った」

フィギュアスケートの「グランプリ(GP)シリーズ・ファイナル2017」の記者会見が8日、都内で行われ、三原舞依(シスメックス)は「感謝」の思いを胸に平昌五輪出場を目指すと誓った。

難病から復活シニア1年目の「感謝」を形に…「挑戦が達成できて、五輪出場につながれば」

 フィギュアスケートの「グランプリ(GP)シリーズ・ファイナル2017」の記者会見が8日、都内で行われ、三原舞依(シスメックス)は「感謝」の思いを胸に平昌五輪出場を目指すと誓った。

 男女8選手が集結した会見。三原は選手それぞれが記すGPシリーズの抱負に「感謝」の2文字を記した。

「昨シーズン、シニアデビューの年にスケートができる喜び、試合に出られる楽しさを知って、たくさんの方々に支えていただいた1年になった。今年はその感謝の気持ちを持って、ショートもフリーも演じたい」

 15年の年末に「若年性突発性関節炎」を発症。全身の関節が痛む難病で約4か月、リンクを離れ、復帰まで険しい道を乗り越えた。そして、四大陸選手権優勝など鮮烈な印象を残した昨シーズンを通して、胸に宿ったのが「感謝」の気持ちだった。

 今季は、その恩返しを込めてリンクを舞う。前日7日のジャパンオープンでは日本女子歴代1位を上回る高得点を叩き出した。今、最も勢いに乗る三原。「ショートの『リベルタンゴ』は去年とは全く違うプログラム。新しく、表現の部分で挑戦の意味で選んでもらった」と語った。

 見据えるのは、2枚しかない平昌五輪の切符。「その挑戦が達成できて、五輪出場につながればいい」。18歳には躍進の予感が漂っている。

【了】

ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer



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