五輪金メダリストら多数育てたロケ氏が加入、井上戦へ臨戦態勢

　ボクシングのWBAスーパー＆IBF世界バンタム級王者・井上尚弥（大橋）は、4月25日（日本時間26日）に米ラスベガスでWBO王者ジョンリエル・カシメロ（フィリピン）と3団体統一戦を行う。米国入りし、合宿を進めているカシメロ陣営に五輪金メダリストを量産してきたキューバの名伯楽が加わったというフィリピンメディア「マニラ・ブレティン」が報じている。

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　マイアミで合宿を進めるカシメロ陣営に、ボクシング界の名伯楽が参戦した。「数えきれない五輪金メダルで飾られた履歴書を誇るキューバのコーチ、ペドロ・ロケがジョンリエル・カシメロの陣営に加わった」と記事では報じている。

　米フロリダ州でボクシングジムを運営するロケ氏は2010年に米国に亡命したが、キューバ時代はヘビー級でバルセロナ、アトランタ、シドニー五輪で3連覇したキューバの名手フェリックス・サボンら数々の実力者を育てており、記事では「キューバの近年の王者たちに崇められてきた」と紹介。カシメロのミット打ちの相手を務めるロケ氏が臨戦態勢を整えている。