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悲運ロドリゲス、4月にSバンタム級で世界挑戦か 母国紙報道「ここ数日間が重大」

ボクシングの前IBF世界バンタム級王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)がスーパーバンタム級に昇格し、いきなり世界戦で再起する可能性が浮上している。昨年11月に予定されていたWBCバンタム級挑戦者決定戦では、相手の前WBC同級王者ルイス・ネリ(メキシコ)の体重超過で試合中止となる憂き目に会った。悲運の元世界王者の次戦について、プエルトリコ地元紙「プリメイラ・オラ」が報じている。

エマヌエル・ロドリゲス【写真:Getty Images】
エマヌエル・ロドリゲス【写真:Getty Images】

ロドリゲスが井上尚弥戦以来の再起戦へ、4月にSバンタム級王者に挑戦と母国紙報道

 ボクシングの前IBF世界バンタム級王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)がスーパーバンタム級に昇格し、いきなり世界戦で再起する可能性が浮上している。昨年11月に予定されていたWBCバンタム級挑戦者決定戦では、相手の前WBC同級王者ルイス・ネリ(メキシコ)の体重超過で試合中止となる憂き目に会った。悲運の元世界王者の次戦について、プエルトリコ地元紙「プリメイラ・オラ」が報じている。


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 ついに悲運のロドリゲスにとって、復活の舞台が見えてきた。記事によると、ロドリゲスのプロモーターを務めるフアン・オレンゴ氏がラスベガス入りし、WBC世界スーパーバンタム級王者レイ・バルガス(メキシコ)との世界戦実現の交渉を行うことになるとしている。

 記事では、オレンゴ氏は「マニー(ロドリゲスの愛称)は王者バルガスと対戦することになる。日時を決められることを願っている。それ以外の部分は合意に達している。4月開催を目指している。米国で実現する可能性がある」と語ったという。実現すれば、ロドリゲスにとっては昨年5月のワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ準決勝で井上尚弥(大橋)に2回KO負けを喫し、IBF王座を奪われて以来の再起戦となる。

 プエルトリコの元無敗王者はモンスター相手の敗北から苦難の道を歩んだ。昨年10月に元WBA世界バンタム級スーパー王者のラウシー・ウォーレン(米国)とWBC世界同級挑戦者決定戦に臨むはずだったが、ウォーレンがスパーリング中に右手を負傷したことで中止に。そこで、11月23日に代わりにネリと対戦することになった。だが、ネリは前日計量で規定を1ポンド(約450グラム)の体重超過。ネリ陣営は金銭面で解決を持ちかけたが、ロドリゲス陣営は毅然と拒否し、試合中止となっていた。

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