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子どもに夜遅く夕食がっつり取らせて大丈夫? 保護者のお悩み、ジュニア選手には案外簡単な解決策

栄養・食事の観点からジュニア世代の成長について指南する、「THE ANSWER」の保護者向け連載「強い子どもを育てる ミライ・アスリートの食講座」。プロ野球・阪神タイガースなどで栄養サポートを行う公認スポーツ栄養士・吉谷佳代氏が講師を務め、わかりやすくアドバイスする。今回は「夜遅くに取らせる子どもの食事」について。

第44回は「夜遅くに取らせる子どもの食事」について(画像はイメージです)【写真:写真AC】
第44回は「夜遅くに取らせる子どもの食事」について(画像はイメージです)【写真:写真AC】

連載「強い子どもを育てる ミライ・アスリートの食講座」第44回

 栄養・食事の観点からジュニア世代の成長について指南する、「THE ANSWER」の保護者向け連載「強い子どもを育てる ミライ・アスリートの食講座」。プロ野球・阪神タイガースなどで栄養サポートを行う公認スポーツ栄養士・吉谷佳代氏が講師を務め、わかりやすくアドバイスする。今回は「夜遅くに取らせる子どもの食事」について。

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「夜の遅い時間に、夕食をしっかり食べさせても大丈夫でしょうか?」。スポーツをする子どもたちの親御さんと話をするなかで、たびたび質問されるお悩みの一つです。

 平日の部活動やクラブチームの練習は、学校の授業の後に始まります。すると、練習時間が長くなる、自主練をする、練習後に塾に行く、自宅が遠い……などなど、様々な理由で、帰宅時間がとても遅くなるお子さんもいます。

 子どもはお腹を空かせているし、栄養不足も心配なので夕飯はしっかり食べさせたい。だけど、しっかり食べてしまうと、眠れなくなったり、眠りが浅くなったりするのではと、心配される声がとても多いのです。

 特に躊躇されるのが「タンパク質のおかずをガッツリ食べさせてよいのか」という点。メインのおかずはどうしても脂質が多くなり、消化に時間がかかるのでは? と考えるからです。

 このお悩みは「スポーツをする子どもに合った食べ方」から考えると、案外、簡単に解決策が見えてきます。

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吉谷 佳代

管理栄養士/公認スポーツ栄養士

江崎グリコ株式会社で健康食品開発や、スポーツサプリメントの研究開発に従事。その傍ら、多くのアスリート、学生スポーツ、ジュニアへの栄養指導、食育イベントに携わる。2013年に独立。以降、ジュニアからトップアスリートまで幅広い競技の選手に対し、栄養サポートを行う。現在、プロ野球・阪神タイガース、実業団女子バレーボール・JTマーヴェラスのチーム専属栄養士。過去には、シスメックス女子陸上競技部(2015~2020年)、Bリーグ・西宮ストークス(2014~2017年)、自転車ナショナルチーム(2013~2018年)をはじめ多くのプロ選手やジュニア選手の栄養サポート実績を持つ。

長島 恭子

編集・ライター。サッカー専門誌を経てフリーランスに。インタビュー記事、健康・ダイエット・トレーニング記事を軸に雑誌、書籍、会員誌で編集・執筆を行う。担当書籍に『世界一やせる走り方』『世界一伸びるストレッチ』(中野ジェームズ修一著)など。

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