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忙しいサラリーマンほど間食すべき理由 「太るから」の罪悪感より知るべきメリット

9月に入り、食欲の秋を迎えようとしている。何かとカロリーが気になるシーズン、普段からスポーツを楽しんで体型を維持しようと心がけているビジネスパーソンでも、やってしまいがちなのは「仕事中の間食」だ。

間食は「悪」じゃない、公認スポーツ栄養士がオススメするコンビニ活用法は?

 9月に入り、食欲の秋を迎えようとしている。何かとカロリーが気になるシーズン、普段からスポーツを楽しんで体型を維持しようと心がけているビジネスパーソンでも、やってしまいがちなのは「仕事中の間食」だ。しかし、Jリーグの横浜F・マリノスやラグビートップリーグのパナソニックワイルドナイツなどの栄養サポートを手がける、公認スポーツ栄養士・橋本玲子氏は「忙しく働く人ほど間食すべし」と言う。理想的な間食のとり方について、語ってもらった。

 ◇ ◇ ◇

 子供の頃は当たり前に食べていたおやつ(間食)。でも大人になると、間食をとることに罪悪感を感じる方も多いようです。

 私はビジネスマン向けの講習会でも、間食の大切さをお話ししています。なぜなら、長時間の通勤や労働が当たり前の人にとっては、間食も大事な「食事」にあたるからです。

 一般的な食事は3~4時間で消化吸収されます。ランチ後、20時、21時まで何も食べずに仕事をしていたら、どう考えてもエネルギー切れを起こした状態。集中力を保ち、精力的、効率的に仕事を進める上でも、実は間食はとったほうがいいのです。

 アンケートなどを拝見すると、間食が敬遠される理由の筆頭は「太るから」。でも、太るか太らないかは、何をどのように食べるか次第で変わります。単に好きな物を食べるのではなく、不足する栄養素やエネルギーを間食で補う。これを「補食」といい、スポーツ選手も当たり前に取りいれています。

 では、エネルギー(カロリー)と栄養素の観点から、何を選べばよいのか考えてみましょう。

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橋本 玲子

株式会社 Food Connection 代表取締役

管理栄養士/公認スポーツ栄養士

ラグビーワールドカップ(W杯)2019で栄養コンサルティング業務を担当。2003年ラグビーW杯日本代表、サッカーJ1横浜F・マリノス(1999年~2017年)、ラグビーリーグワン・埼玉パナソニックワイルドナイツ(2005年~現在)ほか、車いす陸上選手らトップアスリートのコンディション管理を「食と栄養面」からサポート。また、ジュニア世代と保護者に向けての食育活動も行う。アメリカ栄養士会スポーツ循環器栄養グループ(SCAN)並びに、スポーツ栄養の国際的組織PINESのメンバー。アメリカ栄養士会インターナショナルメンバー日本代表(IAAND)として、海外の栄養士との交流も多い。近著に『スポ食~世界で戦うアスリートを目ざす子どもたちに~』(ベースボールマガジン社)

URL:http://food-connection.jp/

長島 恭子

編集・ライター。サッカー専門誌を経てフリーランスに。インタビュー記事、健康・ダイエット・トレーニング記事を軸に雑誌、書籍、会員誌で編集・執筆を行う。担当書籍に『世界一やせる走り方』『世界一伸びるストレッチ』(中野ジェームズ修一著)など。

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