コラムの記事一覧
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「叶夢、見てたか」 20歳で亡くなった“弟分”へ 世界王座を掴んだ逸材・高見亨介がトランクスに刻む2文字
2025.07.31ボクシングのWBA世界ライトフライ級タイトルマッチ12回戦が30日、神奈川・横浜BUNTAIで行われ、同級1位・高見亨介(帝拳)が同級王者エリック・ロサ(ドミニカ共和国)に、10回2分48秒TKO勝ち。世界初挑戦で悲願の王座を掴んだ。明るい笑顔の裏では、若くして亡くなった“弟分”の思いを背負って戦っていた。戦績は23歳の高見が10勝(8KO)、25歳のロサが8勝(2KO)1敗。(取材・文=THE ANSWER編集部・澤田 直人)
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比嘉大吾が引退、ボクシングファンを魅了した激闘と“愛されキャラ” 会見で声震わせ伝えた感謝
2025.07.31ボクシングのWBA世界バンタム級タイトルマッチ12回戦が30日、神奈川・横浜BUNTAIで行われ、同級2位の比嘉大吾(志成)が同級王者アントニオ・バルガス(米国)と対戦。ジャッジ全員が113-113の引き分けとなった。3戦連続の世界戦だったが、またも王座返り咲きはならず。試合後の会見で引退を明言した。数々の名勝負を繰り広げ、ボクシングファンを魅了してきた「愛されキャラ」。涙を堪えながらキャリアを振り返った。(取材・文=THE ANSWER編集部・鉾久 真大)
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イチロー知られざる“1軍半”時代…監督指示に「できません」 18歳の習慣にオリ先輩が驚愕「これ絶対やられる」
2025.07.29米大リーグで通算3089安打を放ったイチロー氏は、日本人として初の米野球殿堂入りが決まり、27日(日本時間28日)にニューヨーク州クーパーズタウンでセレモニーに参加した。打撃と並ぶイチロー氏の魅力が、強肩と脚力を生かした外野守備だ。18歳で入団したオリックスにいた守備の達人が、当時のイチロー、いや“鈴木一朗”の姿を振り返ってくれた。(取材・文=THE ANSWER編集部 羽鳥慶太)
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イチローより先に米野球殿堂を沸かせた日本人 世界が驚く超軽業…フェンスをスルスル、オリ先輩の偉業「本当にできるなんて」
2025.07.29米大リーグで通算3089安打を放ったイチロー氏は、日本人として初の米野球殿堂入りが決まり、27日(日本時間28日)に、ニューヨーク州クーパーズタウンでセレモニーに臨んだ。一方、この殿堂で40年以上にわたり、訪れる世界のファンを驚かせ続けている日本人がいる。元阪急の山森雅文が1981年に見せた、外野フェンスによじ登って本塁打を“強奪”するプレーが「野球史上最も偉大なキャッチ」として紹介されているのだ。奇跡のようなプレーは、なぜ可能だったのか。イチロー氏ともオリックスでチームメートだった山森さんを訪ねた。(取材・文=THE ANSWER編集部 羽鳥慶太)
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恩師が回想、イチローの準備は「全て時間通り」「絶対に監督を困らせない」 マイアミで残した確実なレガシー【米殿堂入り表彰】
2025.07.28米大リーグ・マリナーズで会長付特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏は1月に日本人で初めて米国野球殿堂入り。7月27日(日本時間28日)に殿堂入り式典を迎えた。メジャー通算3000安打を達成したマーリンズ時代に指導したドン・マッティングリー元監督が「THE ANSWER」の単独インタビューに応じ、レジェンドの記憶とMLBに刻んだレガシーについて語った。
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苦境だったはずのイチローに衝撃「毎日2安打ペースで…」 米国の恩師メルビンからの最敬礼「唯一無二の男だよ」【米殿堂入り表彰】
2025.07.28米大リーグ・マリナーズで会長付特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏は1月に日本人で初めて米国野球殿堂入り。27日(日本時間28日)に殿堂入り式典を迎えた。MLB年間安打数記録を記録した2004年にマリナーズで指導した恩師、ジャイアンツのボブ・メルビン監督が「THE ANSWER」の単独取材に応じ、栄光の「51番」の偉大さについて語ってくれた。
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「日本人と結婚してもいいかな」 MLBスター・ビシェットが母に尋ねた理由 WBCはブラジル代表で「僕のゴール」実現へ
2025.07.27兄との共闘となった2016年、ブラジルは予選で敗退し、本大会に出場できなかった。ビシェットには後悔が残った。当時18歳。「予選突破に貢献できるほど役に立てなくて。代表には今後、予選突破するためにはなんでもやると伝えていたんだ。ブラジルにはアメージングなアスリートがたくさんいる。サッカーの国なんだけど、少しでも野球に注目を集めることができるなら、敬意を集めることができるなら、嬉しいんだ。それが僕のゴールなんだ」
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迫るNPB戦力補強期限…2軍球団から“復帰”は出るか 監督は超現実主義「日付ばかり見てもしょうがない」
2025.07.267月末の、プロ野球12球団の新戦力獲得期限が迫る。2軍リーグに参戦して2年目となるオイシックスとくふうハヤテには、NPBへの復帰を目指す選手が多数在籍しており、この日は一つの大きな区切りとなる。ただオイシックスの武田勝監督は「その日ばかりを見てもしょうがない」と言う。NPBの世界に戻るために本当に必要なこととは。
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海外選手にも広がる「ハイキュー!!」人気 タトゥーにぬいぐるみ…ネーションズリーグで聞いた愛と推し
2025.07.23「買取大吉 バレーボールネーションズリーグ2025 千葉大会」の男子が20日まで千葉ポートアリーナで開催された。日本、アルゼンチン、ブラジル、ドイツ、トルコ、米国の6か国がしのぎを削った5日間。会場では古舘春一作の高校バレー漫画「ハイキュー!!」とのコラボグッズも販売された。同作は海外でも大人気。タトゥーを入れたり、ぬいぐるみを持ち歩く選手もいるほど浸透していた。
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工場停止のリストラ発表に「うわっ、マジか」 16年ぶり復活の日産野球部、衝撃2日後の試合で示した“存在理由”
2025.07.22経営再建中の日産自動車は、2009年に休部した野球部を今年から16年ぶりに復活させた。7月2日からは社会人野球の最高峰、都市対抗野球の予選に初めて臨み、17日には東芝と代表決定戦で激突。初回に1点を先制したものの、2-7で敗れ最初の夏が終わった。本来は15日に予定されていたこの試合。その日に、チームが本拠を置く追浜工場(神奈川県横須賀市)での車両生産を終了するというリストラ発表があった。大企業が野球部を持つ意味をいやでも考えさせられる状況下で、チームはいかにして戦い、何を示したのか。(取材・文=THE ANSWER編集部 羽鳥慶太)
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「バレー界にとって重要だ」 日本戦なくてもチケ完売…6.5万人動員、千葉の熱量に海外選手から感嘆の声続出
2025.07.21「買取大吉 バレーボールネーションズリーグ2025 千葉大会」の男子が20日まで千葉ポートアリーナで開催された。日本、アルゼンチン、ブラジル、ドイツ、トルコ、米国の6か国がしのぎを削った5日間。のべ6万5122人もの観客が会場に詰めかけた。日本戦がなかった19日もチケットは完売。国を問わずに声援を送った日本ファンの熱量に海外選手も感謝の言葉を述べた。
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南米バレー名手、日本ファンへ抱いた敬意「そういう文化なんだと」 大阪で1年、触れた特別な情熱――アルゼンチン代表・パロンスキー
2025.07.21「買取大吉 バレーボールネーションズリーグ2025 千葉大会」の男子は20日、千葉ポートアリーナで最終日を迎え、世界ランク10位のアルゼンチンは同16位のトルコに3-2(18-25、25-21、25-19、17-25、17-15)で勝利した。2024-25シーズン、SVリーグの日本製鉄堺ブレイザーズでプレーしたルチアーノ・パロンスキーが12得点の活躍。日本のファンに感謝し、SVリーグで学んだ姿勢を明かした。
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2年連続の2冠争いでも「全然ダメです」 2軍球団からドラフト目指す25歳がかみしめる助言「そんなに甘くない」
2025.07.20プロ野球の2軍は前半戦の日程を終えた。イースタン・リーグに参加して2年目のオイシックスでは、昨季首位打者と最多安打の2冠に輝いた知念大成外野手が今年も打率.291、85安打と2部門でトップを走り、タイトルを争っている。ただ本人は「全然ダメです」と納得がいかない様子だ。ドラフト指名のために思い描いた姿との間で、ズレが生じているのだという。
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バレー米国主将がLGBTQを公表した理由「全てを知ってもらうべきだと」 何年も悩み…取材で告白、怖さから自信へ
2025.07.20本当の自分を知ってほしい。男子バレーボール米国代表の主将、35歳のエリック・ショージは先月、性的マイノリティ(LGBTQ)のクィア(Queer)であることを公表した。千葉ポートアリーナで開催中の「買取大吉 バレーボールネーションズリーグ2025 千葉大会」で20日に日本と対戦予定。カミングアウトした理由や、同じような境遇にいる人たちに向けたメッセージを聞いた。(取材・文=THE ANSWER編集部・鉾久 真大)
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20日に日本と激突、米国男子率いる「ミスター・バレーボール」の見据える先 44年前の再現は「そんなに簡単なことではないよ」
2025.07.19「買取大吉 バレーボールネーションズリーグ2025 千葉大会」は18日、千葉ポートアリーナで第3日が行われ、米国がアルゼンチンを3-1(25-23、20-25、25-20、25-23)で下した。パリ五輪銅メダルの米国は昨年10月、28年ロサンゼルス五輪金メダル獲得を目指してカーチ・キライ監督(64)が就任。予選ラウンド通算6勝4敗とし、大会最終日の20日には日本と対戦する。
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「もっと俺を出せよ」 日本の流れ変える21歳ビッグサーバーの自負 甲斐優斗は“切り札”で満足しない
2025.07.18「買取大吉 バレーボールネーションズリーグ2025 千葉大会」の男子が17日、千葉ポートアリーナで行われた。世界ランク5位の日本は、予選ラウンド第3週の第2戦で同9位、21年東京五輪銅メダルのアルゼンチンと対戦。3-2(23-25、23-25、25-21、25-23、15-13)で大逆転勝利し、通算7勝3敗とした。21歳の現役大学生・甲斐優斗(専修大)が途中出場で流れを変えるサービスエース。強い自負と悔しさを胸に打ち抜いた一撃だった。
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2度の震災を知る女子ハンドボーラーの使命「石川に明るいニュースを」 佐原奈生子が届けたい姿【リーグH】
2025.07.176月に幕を閉じたハンドボールの新リーグ「リーグH」。東京・代々木第一体育館で行われた女子プレーオフに、被災地への思いを胸に出場したチームがある。能登半島地震で大きな被害を受けた石川を本拠地とする「北國ハニービー石川」。主将・佐原奈生子は「県民のみなさんに明るいニュースを」と奮闘。地元の人々との交流でもらったパワーを原動力に、最後まで戦い抜いた。
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バレーボールは「高さは正義」なのか 世界は女子190cmも当たり前 「現実」に屈しない日本への期待
2025.07.16「高さは正義」なのか? 「買取大吉 バレーボールネーションズリーグ2025 千葉大会」は13日まで女子の熱戦が繰り広げられた。日本は9日から4試合を行い3勝1敗。3位で決勝ラウンド(23日~、ポーランド)に進出した。試合はテレビが地上波で生中継。3年後のロサンゼルス五輪でメダル獲得を目指す新生日本代表の奮闘ぶりが日本中に伝えられた。
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