コラムの記事一覧
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米女子ツアーで偉業達成の岩井姉妹 長年指導するコーチが証言「天才タイプ」 姉・明愛の「無双」予想するワケ
2025.08.19米女子ゴルフツアーのザ・スタンダード ポートランドクラシックは17日(日本時間18日)、米オレゴン州のコロンビア・エッジウォーターCC(6497ヤード、パー72)で最終日が行われた。2打差の首位で出た岩井明愛(Honda)が6バーディー、ボギーなしの66で、通算24アンダー。米ツアー初優勝を達成した。双子の妹・岩井千怜(Honda)は既に同ツアーで1勝しており、双子V達成は同ツアー史上初の快挙になった。「千怜が先に勝って、明愛が続く」はツアーと同じパターンで、2人のコーチは「明(あき)ちゃんはここからが強いんです」と明言した。(取材・文=柳田通斉)
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「将来の夢はないです」 現役時代、宇野昌磨がこう答えていた理由 アイスショーにも生きる「自分の強み」
2025.08.16フィギュアスケートの元世界王者で、現在はプロスケーターとして活躍する宇野昌磨さんが「THE ANSWER」のインタビューに応じた。自身が初プロデュースするアイスショー「Ice Brave」第1弾が成功に終わり、11月14日から第2弾の東京公演が行われる。慣れないと語る「リーダー」という役割をどう果たし、チームの一体感を生み出したのか。宇野さんの思考に触れた。(前後編の後編、聞き手=THE ANSWER編集部・宮内 宏哉)
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「宇野昌磨の頭の中」を覗かせて――本人にお願いしたら見えた、飾らない発言の根源「何も考えてないんです」
2025.08.16フィギュアスケートの元世界王者で、現在はプロスケーターとして活躍する宇野昌磨さんが「THE ANSWER」のインタビューに応じた。自身が初プロデュースするアイスショー「Ice Brave」第1弾が成功に終わり、11月14日から第2弾の東京公演が行われる。競技の舞台からは離れ、アイスショーを作り上げる中でどんな思考が脳内に広がっているのか。宇野さんの頭の中を覗かせてもらった。(前後編の前編、聞き手=THE ANSWER編集部・宮内 宏哉)
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「卓球は根暗」のイメージも今は昔 クラブ彷彿の大音響、記者を没入させたWTT大会の異質ムード
2025.08.15クラブ? 会場に入った瞬間、まばゆい光と大音響に圧倒された。暗いスタンドに三方を囲まれ、ステージの上に浮かび上がる卓球台。大型ビジョンにはトップ選手たちの映像がフラッシュのように流れ、ファンたちは歓声とともに持参のパネルやタオルを振る。
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ドーピング検査の“過ち”で出場停止 事実無根の中傷、DMは暴言の嵐に…耐えた空白の1年5か月「自分を信じていた」――カナク・ジャ
2025.08.14卓球のシングルスNo.1を決める国際大会「WTTチャンピオンズ横浜」は7日から5日間、横浜BUNTAIで熱戦が繰り広げられた。男子世界ランキング31位の25歳、カナク・ジャ(米国)は準決勝で同4位の張本智和(トヨタ自動車)に1-4で敗北。決勝進出を逃したが、格上を撃破しての4強入りとなった。過去にはドーピング検査の情報不備で1年5か月の出場停止処分を経験。選手生命を諦めず、再び世界のトップレベルに帰ってきた。(取材・文=THE ANSWER編集部・戸田 湧大)
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路上で始めた卓球で世界トップ10入り 転がる屋根板をラケットに…貧困を強いられた“7人兄弟末っ子”が繋ぐバトン――クアドリ・アルナ
2025.08.13卓球のシングルスNo.1を決める国際大会「WTTチャンピオンズ横浜」は7日から5日間、横浜BUNTAIで熱戦が繰り広げられた。男子世界ランキング21位の37歳、クアドリ・アルナ(ナイジェリア)は同7位のトルルス・モーレゴード(スウェーデン)に0-3で敗れ、1回戦で姿を消した。幼い頃には、故郷・ナイジェリアの路上でプレーした異例の経歴の持ち主。アジアや欧州が上位に君臨する卓球界で奮闘するアフリカの英雄が、次世代教育のためにアカデミーを設立するなど、母国の卓球普及に尽力する理由とは。(取材・文=THE ANSWER編集部・戸田 湧大)
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ラグビー現役引退「正直、他の世界に…」 リーグワン連覇「CC」の転換、南北半球の“海外行脚”で学んで強化に還元
2025.08.06東芝ブレイブルーパス東京のラグビー・リーグワン連覇を支えた森田佳寿(よしかず)コーチングコーディネーター(CC)の単独インタビュー。前編では、BL東京が昨季いかに戦ってきたか、チームの成長と強さの源泉を、シーズンを辿りながら聞いた。後編では、36歳の若きCCが現役引退から現職に至った経緯や、CC、アシスタントコーチとしての自身をどうアップデートしながら、チーム強化を進めてきたのかを聞いた。(前後編の後編、取材・文=吉田 宏)
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リーグワン連覇後押し、異色ポスト「CC」の証言 低迷期を越え…東芝ブレイブルーパス東京はなぜ勝てたのか
2025.08.06国内最高峰を争うラグビー・リーグワン2024-25シーズンを制した東芝ブレイブルーパス東京。リーグ発足4シーズン目で初の連覇を果たしたチームとなったが、躍進した昨季を森田佳寿(よしかず)コーチングコーディネーター(CC)に話を聞いた。前身の東芝府中時代から日本選手権優勝6度、2000年代にはトップリーグ3連覇を遂げるなど日本ラグビーの盟主的な存在にも登り詰めたが、母体企業の経営危機も響いて2018年シーズンには過去ワーストの11位という低迷期も味わった。再びトップステージへと復活を果たしたチームの快進撃をCCという異色のポストで押し進めた男の言葉から、“ルーパスラグビー”の強さの源泉が浮かび上がる。(前後編の前編、取材・文=吉田 宏)
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ユース年代の“球数制限ルール”はTJ手術を防いだか 故障割合が再び上昇、2つの要因「今日の投手たちは…」
2025.08.06「THE ANSWER」がお届けする、在米スポーツジャーナリスト・谷口輝世子氏の連載「Sports From USA」。米国ならではのスポーツ文化を紹介し、日本のスポーツの未来を考える上で新たな視点を探る。今回は「ユースの投球数制限規則の検証」。
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「選ばれた者だけの舞台」にしない 大学スポーツに一石を投じる「関西・中部対抗戦」の試み
2025.08.05競泳元日本代表の竹村幸さんは2020年12月の現役引退後、元アスリートとしてさまざまな取り組みに携わり発信をしている。今回は4月に滋賀県で開催された、競泳の大学対抗戦について。一般的な大会とは異なるユニークな取り組みについて、「THE ANSWER」に寄稿した。
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実は水泳にもある年齢制限 「12歳」最年少メダリスト誕生で揺れる国際団体 「ルールそのものを再検討すべき」の声も
2025.08.05シンガポールで行われた水泳世界選手権で、12歳の少女が話題をさらった。競泳中国代表の于子迪は、最終日の女子400メートル個人メドレーで同着銀メダルの成田実生らに遅れること0.05秒で4位。200メートル個人メドレー、200メートルバタフライに続いて3種目目の4位で表彰台は逃したが、スタンドの歓声は誰よりも大きかった。
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「10秒00」16歳・清水空跳、家族が明かす舞台裏と素顔 父も母も姉も…全国出場の陸上一家、大会前は父が握る寿司で景気づけ
2025.08.02陸上インターハイ(ホットスタッフフィールド広島)男子100メートルで10秒00(追い風1.7メートル)の日本高校新記録を記録し、200メートルとの2冠を達成した星稜の清水空跳(2年)。100メートルは桐生祥秀の従来記録(10秒01)を12年ぶりに塗り替え、200メートルでは追い風参考ながらサニブラウン・ハキームが持つ高校記録(20秒34)まで0秒05に迫った。一躍、時の人となった16歳。石川・金沢から応援に駆け付けた家族がその素顔を明かした。(取材・文=THE ANSWER編集部・山野邊 佳穂)
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井上尚弥の次戦「最大の強敵」は本当か 本場の米記者に聞いた「そんなわけがない」理由 9.14アフマダリエフと激突
2025.08.01ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)は9月14日に愛知・IGアリーナでWBA世界同級暫定王者ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)との防衛戦を行う。「キャリア最大の強敵」と井上自身が警戒する強敵との一戦を、本場米国の記者はどう見ているのか。「THE ANSWER」は米紙「ロサンゼルス・タイムズ」の名物コラムニスト、ディラン・ヘルナンデス記者に現地で話を聞いた。
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「通過点」の試合でまさかの敗北 寺地拳四朗を襲った思わぬ誤算、理想に掲げる“強いままの引退”はどうなる
2025.07.31ボクシングのWBA・WBC世界フライ級タイトルマッチ12回戦が30日、神奈川・横浜BUNTAIで行われ、同級2団体統一王者・寺地拳四朗(BMB)がWBC同級2位、WBA同級3位のリカルド・サンドバル(米国)に1-2(112-115、114-113、110-117)の判定負けで王座陥落した。「通過点」と位置づけていた試合で予期せぬ敗北。2本のベルトを手放し、3階級制覇やサウジ興行の計画も白紙になった。戦績は33歳の寺地が25勝(16KO)2敗、26歳のサンドバルが27勝(18KO)2敗。
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Bリーグを駆け巡った驚きのニュース トップチーム率いて20年、ベテラン名将が異例「U18ユース」HCを選んだワケ
2025.07.31Bリーグ界に驚きのニュースが駆け巡った。今月、旧bjリーグとBリーグで20年に渡ってトップチームを率いてきたベテランヘッドコーチ(HC)の浜口炎氏が、B1の強豪である琉球ゴールデンキングスのユースチーム「キングスU18」のHCに就任したのだ。ユースカテゴリーの整備が発展途上にあるBリーグにおいては、一線で指揮を執ってきた指導者がユースに移るのは極めて稀なケースである。55歳。コーチとして脂の乗り切った時期に、なぜ新たな挑戦の場にU18年代を選んだのか。沖縄に居を移したばかりの浜口氏にインタビューした。
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「叶夢、見てたか」 20歳で亡くなった“弟分”へ 世界王座を掴んだ逸材・高見亨介がトランクスに刻む2文字
2025.07.31ボクシングのWBA世界ライトフライ級タイトルマッチ12回戦が30日、神奈川・横浜BUNTAIで行われ、同級1位・高見亨介(帝拳)が同級王者エリック・ロサ(ドミニカ共和国)に、10回2分48秒TKO勝ち。世界初挑戦で悲願の王座を掴んだ。明るい笑顔の裏では、若くして亡くなった“弟分”の思いを背負って戦っていた。戦績は23歳の高見が10勝(8KO)、25歳のロサが8勝(2KO)1敗。(取材・文=THE ANSWER編集部・澤田 直人)
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比嘉大吾が引退、ボクシングファンを魅了した激闘と“愛されキャラ” 会見で声震わせ伝えた感謝
2025.07.31ボクシングのWBA世界バンタム級タイトルマッチ12回戦が30日、神奈川・横浜BUNTAIで行われ、同級2位の比嘉大吾(志成)が同級王者アントニオ・バルガス(米国)と対戦。ジャッジ全員が113-113の引き分けとなった。3戦連続の世界戦だったが、またも王座返り咲きはならず。試合後の会見で引退を明言した。数々の名勝負を繰り広げ、ボクシングファンを魅了してきた「愛されキャラ」。涙を堪えながらキャリアを振り返った。(取材・文=THE ANSWER編集部・鉾久 真大)
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イチロー知られざる“1軍半”時代…監督指示に「できません」 18歳の習慣にオリ先輩が驚愕「これ絶対やられる」
2025.07.29米大リーグで通算3089安打を放ったイチロー氏は、日本人として初の米野球殿堂入りが決まり、27日(日本時間28日)にニューヨーク州クーパーズタウンでセレモニーに参加した。打撃と並ぶイチロー氏の魅力が、強肩と脚力を生かした外野守備だ。18歳で入団したオリックスにいた守備の達人が、当時のイチロー、いや“鈴木一朗”の姿を振り返ってくれた。(取材・文=THE ANSWER編集部 羽鳥慶太)
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