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井上尚弥、適正階級はスーパーバンタム!? 大橋会長が描く将来像「37歳まで現役なら」

“モンスター”は大橋会長が松坂大輔の“怪物”からつけたニックネームだという【写真:編集部】
“モンスター”は大橋会長が松坂大輔の“怪物”からつけたニックネームだという【写真:編集部】

“怪物”の名付け親が語る由来「松坂選手のニックネームが好きで」

──井上選手の適正階級はどのあたりだと考えていますか?

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「う~ん、スーパー・バンタム級くらいですかね。37歳まで現役を続けるなら、あと12年……。真面目ですしね。この前も試合が終わって1週間後にはスパーリングしてましたからね。いろいろな選手を見てきましたけど、飛び抜けてますよね。自信もすごい。強がっているだけの選手って、そばにいれば分かるんですよ。でも尚弥はそうじゃない。一緒にいて疲れないというのも特徴かもしれないですね。悲壮感が漂ってしまう選手もいるんですけど、そういうのもないですしね」

──やはり怪物……そもそもの話になりますけど“怪物”というニックネームをつけたのは大橋会長ですか?

「そうです」

──大橋会長は85年のプロデビュー当時、“150年に一人の天才”というキャッチフレーズがついていました。

「あれは米倉健司会長がつけました」

──やはりわかりやすいニックネームはあったほうがいい?

「自分は横浜高校出身で、甲子園で活躍した横浜高校の後輩、松坂大輔選手の“怪物”というニックネームがすごく好きだったんです。自分のところの選手にもいつかつけられたらいいなと思っていました。そこに尚弥が現れたんです。デビュー戦のときに怪物で、いずれ米国に行くときにモンスターに変わる、というのが当初の考えでした」

──いまや海外のメディアはみんな“モンスター”という表現を使いますから、思い描いた通りになったということですね。それにしても最初はちょっと大げさというか、恥ずかしいという感覚もあったと思います。

「自分はないですけど、みんなにはそう言われましたね。尚弥も『怪物ってどういう意味なのか分かりません』って、なんだかちょっと不満そうで(笑)。でもこうして定着しましたからね。良かったです。個人的にはナルバエスに勝ったとき、怪物からモンスターに進化したと思いました。尚弥もマクドネル戦の直後『モンスターらしさは出せたかなと思います』とか言ってましたからね。いまは受け入れているのだと思います」

(渋谷 淳 / Jun Shibuya)

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