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サッカー監督は現役時代、どのポジション守ってた? 森保監督は守備的MF…野球と同じ「気遣い」が大切【W杯トリビア】

地球規模のスポーツの祭典、サッカーのワールドカップ(W杯)北中米大会は、ベスト16の戦いに突入。「THE ANSWER」は期間中、今さら人に聞けない素朴なギモンに回答する連載「ワールドカップ・トリビア」を展開。スポーツ新聞社の記者としてJリーグ開幕前からサッカー取材を続けてきたスペシャリスト・荻島弘一氏が、ズバリ答える。第28回は「監督の現役時代のポジションで多いのは?」。

サッカー日本代表の森保一監督【写真:ロイター】
サッカー日本代表の森保一監督【写真:ロイター】

連載「ワールドカップ・トリビア」第28回

 地球規模のスポーツの祭典、サッカーのワールドカップ(W杯)北中米大会は、ベスト16の戦いに突入。「THE ANSWER」は期間中、今さら人に聞けない素朴なギモンに回答する連載「ワールドカップ・トリビア」を展開。スポーツ新聞社の記者としてJリーグ開幕前からサッカー取材を続けてきたスペシャリスト・荻島弘一氏が、ズバリ答える。第28回は「監督の現役時代のポジションで多いのは?」。

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Q.監督の現役時代のポジションで多いのは?

A.守備的なMFやセンターDF

【解説】

 今大会、日本代表を率いた森保一監督は、現役時代に守備的MFとして活躍していました。中盤の底で相手の攻撃の芽を摘み、ラモスら攻撃的なMFに配球。地味ながらもチームに欠かせない選手として94年W杯アメリカ大会アジア最終予選では「ドーハの悲劇」を味わっています。

 ベスト8の監督のうち、21歳で指導者の道に進んだモロッコのワハビ監督を除く7人の現役時代のポジションはMFかDF。それもフランスのデシャン監督のようなボランチや、ベルギーのヤキン監督のようなセンターバックのポジションが目立ちます。

 野球ではよく「名監督は捕手に多い」と言われますが、サッカーでも同じようです。試合中常に全体を見渡し、バランスをとる選手。森保監督のように「気遣い」ができることも、名監督としての資質なのかもしれません。

 今大会に参加した48チームの監督の現役時代の主なポジションを見ても、ボランチとセンターバックが3分の1ずつ。GKは1人だけ、FWと攻撃的なMFも数人ずつしかいません。

 代表チームに限らず、クラブチームでも同様。J1でもMFやDFがほとんどで、FW一筋だったのは、長崎の高木琢也監督くらいです。ちなみに、高木監督はマツダSC(広島の前身)から森保監督とともに日本代表に選ばれ、アジア杯初制覇に貢献。「ドーハの悲劇」も味わっています。

(荻島 弘一 / Hirokazu Ogishima)

荻島 弘一

1960年生まれ。大学卒業後、日刊スポーツ新聞社に入社。スポーツ部記者としてサッカーや水泳、柔道など五輪競技を担当。同部デスク、出版社編集長を経て、06年から編集委員として現場に復帰する。山下・斉藤時代の柔道から五輪新競技のブレイキンまで、昭和、平成、令和と長年に渡って幅広くスポーツの現場を取材した。

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