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スクラムハーフ(SH)の役割とは ラグビー・ポジション解説

スクラムハーフ(SH)とは、背番号9をつけている選手で、ポジショングループのひとつであるハーフバックを、スタンドオフ(SO)とともに形成します。スクラムと連携するハーフバックというのが名前の由来です。スクラムの際にボールを入れて、後ろに回ってボールを取り出す役割を担う選手です。

流大選手【写真:Getty Images】
流大選手【写真:Getty Images】

スクラムハーフ(SH)とは

 スクラムハーフ(SH)とは、背番号9をつけている選手で、ポジショングループのひとつであるハーフバックを、スタンドオフ(SO)とともに形成します。スクラムと連係するハーフバックというのが名前の由来です。スクラムの際にボールを入れて、後ろに回ってボールを取り出す役割を担う選手です。

スクラムハーフの役割

 スクラムやモール、ラックのそばで、掻き出されたボールを最初に拾ってバックス陣にパスを回すことが主な役割です。密集で止まったボールに常に駆けつけて、味方へパスを供給し続けるため、体力がいると言われています。

 守備の際には相手のスクラムハーフをマークし、相手のパスが出たことを味方に伝えることも必要とされています。また、ラックから出てきたボールをすぐに蹴る、ボックスキックも役割のひとつです。

スクラムハーフの特徴

 スクラムハーフは他の選手と比べると、小柄な選手が多いことが大きな特徴です。これは主な役割である、地面に転がっているボールを拾いながらパスするという一連の動作を、しゃがんだ体勢で行うため、比較的体の小さい選手の方が素早くできるからです。

 またスクラムハーフの選手には、モールやラックなどの密集に素早く駆け付ける運動量、フォワード陣をコントロールしながらバックス陣の動きも把握する視野、そして正確なパスで攻撃のリズムを作る判断力が必要とされています。ボックスキックが蹴られるキック力があることも特徴のひとつです。

 さらに密集での守備の際、抜け出してきた相手が自分よりも大きなフォワードであっても、タックルしなければいけないこともあります。ガッツも必要な要素です。

日本代表のスクラムハーフ

 2019年W杯の日本代表には、W杯初出場だった茂野海人選手と流大選手、11年、15年に続いて3大会連続出場となった田中史朗選手が選ばれ、流選手と田中選手が全試合に出場しました。流選手は身長165センチ、田中選手も身長166センチなので、一際小柄な選手が縦横無尽にピッチを走り回る姿が、印象に残っている人も多いかもしれません。

 ちなみに、流選手は19年W杯の最中、ファンの間でお笑いコンビ・ナイツの塙宣之さんに似ていると話題に。対面が実現し、自身のツイッターで2ショット写真を掲載した際には話題を呼びました。

 田中選手は、15年W杯で強豪南アフリカを破った“ブライトンの奇跡”で最優秀選手に選ばれた名手。19年W杯準々決勝後の記者会見で、人目をはばからず号泣した姿も印象的でした。


世界のスクラムハーフ

 2019年W杯で注目を集めた選手の1人、南アフリカ代表のファフ・デクラーク選手は、スクラムハーフとして優勝に貢献しました。金髪をなびかせる姿が印象的で、日本戦ではプレーヤー・オブ・ザ・マッチに選出。試合後には流選手とのジャージ交換2ショットも話題になりました。

 2021年のトップリーグでは、NTTドコモのTJペレナラ選手やNTTコムのグレイグ・レイドロー選手が注目を集めています。

 ペレナラ選手は、スクラムハーフとしては大柄な身長184センチで、パスだけでなく、自らトライを奪う個人技や献身性も兼ね備えています。ニュージーランド代表として2019年W杯に出場し、ランプレーでスタンドを沸かせました。

 元スコットランド代表主将のレイドロー選手は、2015、19年W杯で日本と対戦し、視野の広さ、正確なパス、そしてキック力でブレイブブロッサムズを苦しめました。個人技が武器のペレナラ選手とは異なり、パスワークが持ち味のベテランで、ゲームを組み立てる能力が高い選手です。

(THE ANSWER編集部)

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