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瀬戸大也、フェルプス級逸材と寿司に… 強敵19歳の素顔、メダル争い展望、強さの秘密

ミラークのリーチ【写真:テレビ朝日】
ミラークのリーチ【写真:テレビ朝日】

瀬戸、萩野、カリシュの三つ巴、フェルプス級の逸材ミラークも注目

――ライバル関係はいつから。

菊岡「元々、瀬戸選手、萩野公介選手、カリシュ選手は同じ94年生まれ。13年の世界水泳辺りから3人で争ってきた同世代のライバル。200メートル、400メートルで前回17年の世界水泳で2つとも瀬戸選手、萩野選手に勝って、今、最もノっています。でも、元々個人メドレーは米国が覇権を握ってきた種目。マイケル・フェルプスとライアン・ロクテという偉大な選手がいて、それを受け継ぐのがカリシュ選手。五輪の個人メドレーは200メートルが04年アテネから、400メートルが1996年アトランタから米国がタイトルを独占していたなかで、16年リオの400メートルでカリシュ選手が途絶えさせてしまった(萩野が金メダル)。

 そこまではフェルプス、ロクテが守り続けていた牙城で、勝者がキングオブスイマーと呼ばれる種目。そのことが本人は相当悔しくて、単なる負けということではなかった。ずっとタイトルを守ってきた歴史に傷をつけたという思いもあって、17年の世界水泳で大きな飛躍を遂げて、リオで萩野選手がマークした日本記録4分06秒05より、さらに速い4分5秒90というタイムで勝ちました」

――瀬戸とカリシュが接する機会は。

菊岡「リオ五輪の最後にサブプールで瀬戸選手、萩野選手と一緒に写真撮影をしていました。いい関係性ですね。あまりバチバチっていう感じではない。それこそ、北島さんとライバルだったブレンダン・ハンセンみたいに、レース前に目を合わせないとか、そういう感じのライバル関係ではないですね」

――瀬戸はしばらく直接対決で勝っていない。

菊岡「瀬戸選手が15年の世界水泳で連覇して以来、小さな大会でも勝てていない。勝てば4年ぶりになります。世界水泳の日程でいうと、400メートル個人メドレーは8日目の最終日。瀬戸選手の場合、200メートルバタフライ、200メートル個人メドレーに出て、最後の最後に400メートル個人メドレー。きつい種目で、最後にまた力を出さないといけないという過酷さがある。東京五輪は400メートル個人メドレーが逆で最初にあるんですよ。そういう難しさもあります」

ミラークのX脚【写真:テレビ朝日】
ミラークのX脚【写真:テレビ朝日】

――200メートルバタフライにも強力なライバルがいる。

菊岡「19歳のクリストフ・ミラーク選手(ハンガリー)です。取材でミラークのお母さんがスクラップしていた昔の記事や写真を見せていただいたけど、17年に地元紙で掲載された記事でリーチの長さ(2メートル)がフェルプスとほぼ一緒で、ハンガリーのフェルプスとして紹介されていました。フェルプスはリオ五輪で引退してしまったので、戦った経験はないけど、全盛期に戦って倒してみたかったという思いは持っているようです。やっぱり彼を意識した泳ぎをしているというのは節々に感じます。

 200メートルバタフライは1分52秒71という非常にいいタイムを持っています。瀬戸選手のベストが1分54秒03なので1秒以上の差がある。しかも、まだ技術的にはでき上がっていない。スタートも、泳ぎ自体もうまいわけではない。けど速い。伸びしろがすごくあるので、今の時点でこのタイムを出しているということは、どれだけ速くなるか末恐ろしい選手ですね。世界水泳もですが、東京五輪の200メートルバラフライで金メダルというのが彼の中で一番のターゲットとなっています。

 身体的には、身長190センチに対してリーチが2メートル。足にも特徴があり、かなりのX脚。ドルフィンキックが武器ですが、本人も『足に秘密がある』と言っていて。X脚であることでより多くの水を捉えて強力なキックを打てると。この辺りはフェルプスも手が長くて、足がX脚で同じような体型だったので、共通点ですね」

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