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瀬戸大也、フェルプス級逸材と寿司に… 強敵19歳の素顔、メダル争い展望、強さの秘密

週末は特別企画をお送りし、前週の寺川綾さんに続き、今週は大会を中継するテレビ朝日で競泳担当歴14年の菊岡大輔氏、同10年の坂井由里子氏の両ディレクターが日本のライバルを前後編に分けて紹介。開幕まであと15日、第16回となる前編は今大会、そして東京五輪で瀬戸大也(ANA)とメダル争いを繰り広げる強力な海外勢の特徴や意外なキャラクターなど裏話を語ってくれた。

、寿司を楽しんだミラークと瀬戸【写真:テレビ朝日】
、寿司を楽しんだミラークと瀬戸【写真:テレビ朝日】

「世界水泳カウントダウン連載」競泳開幕まであと15日―テレ朝Dが語る、瀬戸宿敵のカリシュ&ミラーク

 五輪を超える規模で2年に1度行われる水泳の“世界一決定戦”、世界水泳(テレビ朝日系で独占中継)が12日に開幕する。なかでも、注目を集めるのは競泳だ。金メダルを獲得すれば、1年後の東京五輪出場が内定する今大会。「THE ANSWER」は競泳開幕の30日前からカウントダウン連載を行い、出場25選手のインタビューに加え、特別企画を織り交ぜながら大会を盛り上げる。

 週末は特別企画をお送りし、前週の寺川綾さんに続き、今週は大会を中継するテレビ朝日で競泳担当歴14年の菊岡大輔氏、同10年の坂井由里子氏の両ディレクターが日本のライバルを前後編に分けて紹介。開幕まであと15日、第16回となる前編は今大会、そして東京五輪で瀬戸大也(ANA)とメダル争いを繰り広げる強力な海外勢の特徴や意外なキャラクターなど裏話を語ってくれた。

 ◇ ◇ ◇

――瀬戸が金メダルを狙う男子400メートル個人メドレーで最大のライバルは。

菊岡「米国のチェイス・カリシュ選手です。個人メドレー(バタフライ、背泳ぎ、平泳ぎ、自由形の順)の平泳ぎがめっぽう強い。背泳ぎに少し穴はありますが、最初のバタフライ、最後の自由形は割とバランスが良く、中でも3つ目の平泳ぎが強い」

――カリシュは2016年リオ五輪の同種目で銀。17年世界水泳は200メートル、400メートルの個人メドレーを制した。レース展開はいつも同じ?

菊岡「そうですね。瀬戸選手もバタフライが速くて似ています。バタフライ、背泳ぎは瀬戸選手の方が多少速い。だから、2つ目の背泳ぎまでに瀬戸選手が前に出て、3つ目の平泳ぎで追い上げられ、フリーは互角くらい。瀬戸選手は、おそらく一度も追いつかれないまま逃げ切るレース展開を想定している。だから、勝つには平泳ぎで追いつかれない展開にして、最後は粘り切りたい」

――瀬戸は平泳ぎのキックの練習量を増やして、感覚がよくなった。

菊岡「瀬戸選手も100メートル平泳ぎで5月末のジャパンオープンに出場し、1分を切ればすごい中で、59秒79(2位)を出した。専門種目ではないし、あれは驚きのタイム。だから、世界水泳でどんなレースになるか楽しみですね。今年は100メートルバタフライと100メートル平泳ぎでも自己ベストを出していて、着実に力をつけているなという印象があります。去年1年間を通して行ったのが前半200メートルで2分を切ること。去年はいくら後半にバテようが、前半に行くっていうのをずっとやり通していた。そこを1段階やり切れたから、今年は後半を強化しています」

――カリシュの平泳ぎの特徴は。

菊岡「パワフルで決してきれいな泳ぎではないけど、力でそこまで持っていっている。水を大きくかけている分、体が沈まずに上体をいいところにキープできています。普通は腰が落ちてブレーキになってしまう。だから、カリシュ選手に300メートルで前に出られたら、日本の選手に勝ち目がなくなる。だから2人の戦いのポイントは3つ目の平泳ぎになります」

――どんなキャラクター?

菊岡「人懐っこい。僕ら日本メディアに対してもすごく仲良くなってくれる。1回取材をしたら、次に違う現場で会っても『Hi!』って元気がいい。覚えてくれていて、気さくにあいさつしてくれる。その一方で、レース直前になるとスイッチが入る。会場に入ってくるのを僕らが撮っていても、一切目を合わせないし、スイッチのオンオフがすごいなって客観的に見ていて思いますね。レース当日はヘッドホンを付けて、目線も合わせない。

(今まで見てきた中で)北島康介さんは、どちらかというとそういうタイプですね。割と普段はリラックスした感じだけど、当日は野生の目になるというか。瀬戸選手とかも。その辺りは共通項があるかもしれません」

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