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「大谷翔平がルース以上?バカバカしい」 NYご意見番の「逆張り」に米誌は冷ややか

米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手はワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で日本代表の優勝に貢献し、大会MVPに選出された。しかし、二刀流の躍動であのベーブ・ルースと大谷が比較される現状に、米ニューヨークの大御所ラジオパーソナリティが「愚かなこと」と猛クレーム。これに米誌が冷ややかな視線を向ける展開となっている。

WBCでも二刀流で躍動した大谷翔平【写真:Getty Images】
WBCでも二刀流で躍動した大谷翔平【写真:Getty Images】

大谷はWBCでも二刀流、世界一&MVP獲得

 米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手はワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で日本代表の優勝に貢献し、大会MVPに選出された。しかし、二刀流の躍動であのベーブ・ルースと大谷が比較される現状に、米ニューヨークの大御所ラジオパーソナリティが「愚かなこと」と猛クレーム。これに米誌が冷ややかな視線を向ける展開となっている。

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「マイク・フランセサがオオタニとベーブ・ルースの比較をこきおろす」との見出しで特集したのは、米誌「スポーツ・イラストレイテッド」だった。

 取り上げられたのは、ニューヨークのラジオ局「WFAN」で1980年代から活動するご意見番、マイク・フランセサ氏が自身のポッドキャスト番組で発した言葉だった。同氏は、WBCの舞台でも輝きを放った大谷と野球の神様の比較について、「それに関しては少しも同意できない。そう呼ばれるまでに十分なことを彼は全く成し遂げていないと思う。バカバカしい。残念だが」と持論を展開したという。

 記事では、二刀流で大谷が達成した高みを紹介。昨季はルースもなし得なかった規定打席&規定投球回数のダブル達成をした事実を取り上げ、「フルタイムの打者と投手、同時に輝くという彼の能力はルースがなし得なかったこと」とフランセサ氏に指摘している。

 フランセサ氏は「オオタニの実績を私にいう前に、ベーブ・ルースの成績をチェックしてみろ。ベーブ・ルースのレギュラーシーズン、ワールドシリーズ、キャリアを通じた投手成績を見て欲しい。そして、打撃も。オオタニがベーブ・ルース以上とどうやったら思い付くんだ? これは意味を成さない。人々はたくさん愚かなことを話すが、これは愚かなことだ」と手厳しいNYメディアのご意見番らしい言葉も残している。

 彼の言葉に、記事では冷ややかな反応が示された。「ルースは野球界において否定できない存在だが、フランセサのようにオピニオンで物議を醸すことが仕事の人間にとって、彼の能力の全盛期であるオオタニのような別格の才能を完全に拒絶することは奇妙なスタンスだ」と指摘した上で、「一部のネガディブな人間や逆張りを選ぶ人たちも存在するが、それ以外の我々は今後の6か月間、毎晩見せるオオタニの驚異的な達成に感嘆することができるのだ」と結論付けていた。

(THE ANSWER編集部)




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