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日本8強敗退、格上・南アに3-26力負けで終戦 史上初の4強ならず、歴史的快進撃に幕

ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は20日、東京スタジアムで準々決勝が行われ、日本と南アフリカが4強入りをかけて激突。過去2度の優勝を誇る強豪に対し、日本は健闘及ばず3-26で敗れ、涙をのんだ。南アフリカは2大会連続で4強入りした。

南アフリカに敗れた日本は8強で敗退【写真:荒川祐史】
南アフリカに敗れた日本は8強で敗退【写真:荒川祐史】

準々決勝、初の8強入り日本と優勝2度の強豪・南アフリカが激突

 ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は20日、東京スタジアムで準々決勝が行われ、日本と南アフリカが4強入りをかけて激突。過去2度の優勝を誇る強豪に対し、日本は健闘及ばず3-26で敗れ、涙をのんだ。南アフリカは2大会連続で4強入りした。

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 日本にとっては初めての決勝トーナメント。歴史的瞬間を見届けようと、スタンドは超満員の日本のファンであふれた。試合前の国歌斉唱では早くも感極まったのか、SH流大が涙する場面も。この日は16年に亡くなった元日本代表・平尾誠二さんの命日でもあり、並々ならぬ覚悟で4強入りをかけた決戦に挑んだ。

 両チームは4年前に1次リーグで対戦。日本が34-32で劇的な逆転勝ちを飾り、「ブライトンの奇跡」「スポーツ界最大の番狂わせ」など世界中から称賛を浴びた。南アフリカにとっては忘れられない屈辱の一戦。今大会前の9月6日に行われたテストマッチでは41-7で勝利したが、W杯の舞台で2度敗れるわけにはいかない。

 先手を取ったのはリベンジに燃える南アフリカだ。前半3分、日本陣内でのスクラムで押し込み、SHデクラークが供給したパスを左サイドで受けたWTBマピンピがタックルをものともせず左隅に抑えた。コンバージョンは外したが、5-0と先制に成功する。

 前半10分には南アフリカのPRムタワリラが、PR稲垣啓太への危険なタックルでシンビン(10分間の一時退場)で日本は一時、数的優位となる。15分にはマイボールスクラムから左サイドへ展開。WTB福岡堅樹が一気にゲインしゴールに迫るが、反則でチャンスを逃す。それでもその5分後には、今度は相手の反則で得たペナルティゴール(PG)をSO田村優が確実に決めて3点を返す。

 日本は南アフリカの長所であるスクラムで一歩も引かない。1次リーグでも体を張り続けたFW陣が、世界最高峰の相手と五分に渡り合い、主導権を握らせなかった。前半終了間際には、インゴールまで運ばれ、トライを奪われたかに見えたが、その前にボールを持っていた相手に反則があったとして取り消しに。冷や汗をかいた日本は、優勝候補相手に2点と大健闘で前半を折り返した。

「日本コール」の中でスタートした後半だったが立ち上がりに失点。3分にSOポラードに約40メートルのPGを決められ3-8に。日本は8分にPR中島イシレリとSO松田力也を投入し流れを変えようとするも、直後に再びペナルティを犯し、ポラードのPGで8点差とされる。

 反撃したい日本だが反則も重なり、自陣にくぎ付けに。懸命のディフェンスで耐え続けるが、23分にはポラードに3本目のPGを決められ3-14とじわじわリードを広げられる。その3分後にもラインアウトからのモールで一気に押し込まれ、最後はデクラークが中央にトライ。コンバージョンも決められ、3-21と苦しい展開となる。

 28分には久々に敵陣深くまで攻め込むも、ラインアウトの失敗からターンオーバーを許し、最後はマピンピにトライを決められる。後半は相手の底力に屈した格好となった日本は、トライを奪えないままノーサイドの笛を聞いた。

 過去2度の優勝(1995年、2007年)を誇る南アフリカは2大会連続5度目の4強入り。27日の準決勝では、フランスを破った世界ランク3位のウェールズと対戦する。

 リーチ・マイケルコメント「日本のファン本当に最高です。5週間熱い応援本当にありがとうございました。各ファンゾーンなど熱い応援ありがとうございました。ラグビーですよ。素晴らしいチャンスでした。いくつか機会はあった。残念ながら南アフリカが勝っていた。南アフリカが健闘した。監督らのおかげです。アジア全体でもティア2の国でも素晴らしかった。ありがとうございます。日本はこれからますます強くなるだけです」

 ジェイミー・ジョセフHC「ハーフタイムで選手たちが少しダウンしていた。素晴らしい勇気、強い決意を持って最後まで頑張ってくれた。チームとして頑張った。日本のファンの皆様、ありがとうございました。チームとして本当に誇りを持っています。これを受け入れてさらに進んで行きたい」

(THE ANSWER編集部)

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