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SS賞の大谷翔平は何が凄かったのか 飛躍のチームメートが「劇的に増えた」と語る数値

米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は11日(日本時間12日)、ア・リーグの指名打者部門で「シルバースラッガー賞」を受賞したことが発表された。MVP最有力候補にも挙がる二刀流だが、間近で見てきた同僚はその凄さを改めて語っているようだ。米メディアがインタビュー音声を公開している。

エンゼルスの大谷翔平【写真:AP】
エンゼルスの大谷翔平【写真:AP】

29本塁打記録のウォルシュが大谷を称賛

 米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は11日(日本時間12日)、ア・リーグの指名打者部門で「シルバースラッガー賞」を受賞したことが発表された。MVP最有力候補にも挙がる二刀流だが、間近で見てきた同僚はその凄さを改めて語っているようだ。米メディアがインタビュー音声を公開している。


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 大谷の凄さを語っているのは、同僚のジャレッド・ウォルシュ内野手だ。今季打率.277、29本塁打、98打点と飛躍。球宴にも出場した28歳は、大谷の後の打順を打つことも多かった。

 米衛星ラジオ「シリウスXM」のチャンネル「MLBネットワークラジオ」公式ツイッターは、「ショウヘイ・オオタニは驚異的だ。エンゼルスのトップ左強打者とメジャーの投手を同時にこなすことがどれだけ難しいか、地球上で誰も分からない。もちろん、この男以外はね」と投稿文面につづり、ウォルシュと質問者のやり取りを音声で公開している。

「彼(大谷)の素晴らしいシーズンを間近で見たわけだけど、我々には分からない、君にとってとても響いた部分は何だった?」と問われたウォルシュは「パワーとか奪三振能力とか明らかなものもあるけど、今季彼の四球数は劇的に増えたよね。多分投手が投げるのを怖がったからだろうけど、選球力がとても良くなったと思う」と語っている。

 今季大谷はリーグ3位の96四球を選んだ。強打者の証とも言える数値だが、ウォルシュはここに大谷の進化を感じていたという。

 ウォルシュは2019年にメジャーデビュー。同年は投手として5試合に登板し、計5回を投げて防御率1.80。野手としても31試合に出場し、本塁打も放った。20年は野手に専念したものの、大谷と同じく二刀流選手としてプレー経験がある。

「二刀流に再び挑戦したいと考えたことは?」と問われると「頭ではもちろん考えたことがある。投手として打者と一対一で試合をコントロールすることができるからね。身体的には絶対に無理。やりたいとは全く思わない。打って一塁手やるだけで体的には精一杯。マウンドにも上がるなんてやりたくないよ」と肉体的負担の大きさについて語っていた。

(THE ANSWER編集部)

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